オルガン奏者にして指揮者のハーゼルベック モーツァルト、ビーバー、シュメルツァーらの作品のほか フックスやポルポラの貴重な作品をおさめたボックスが登場! ★オルガン奏者にして指揮者のハーゼルベックが 1985年に設立したオーケストラ、ウィーン・アカデミー管弦楽団による貴重な録音のボックスが登場。ウィーン・アカデミー管はHIPにこだわったスタイルで知られており、バロックからロマン派まで (珍しい作品もふくむ) 、非常に意欲的に取り組んでいます。このボックスは、ハプスブルク家にゆかりのある音楽をあつめています。ハーゼルベックがこうした音楽に着目するきっかけは、自身が1976年、ハプスブルク家が重要な行事礼拝をおこなった教会でもあるアウグスティーナー教会のオルガン奏者に就任、さらに1978年には、ホーフブルク王宮礼拝堂のオルガン奏者に就任したことによります。礼拝堂のライブラリーには、シュメルツァーやビーバー、フックスら、さらには音楽を愛した皇帝たちの作品の楽譜など貴重な資料が多数おさめられておりました。このボックスには、ハーゼルベックとウィーン・アカデミー管が1989年から1999年にかけておこなった録音の中から、フックスのオラトリオや、ポルポラのオラトリオなどの貴重な作品から、音楽を愛したヨーゼフ1世やフェルディナンド3世、レオポルト1世による作品までが含まれています。どれも非常に丁寧な演奏。レツボールや若きトーマス・ハンプソンが参加しているものもあり、大注目のボックスです! 収録情報 曲目・内容 [CD1] Battaglia und Balletto〜戦争とバレエ ウィーンのバロック音楽 ・シュメルツァー (1623-1680) :皇帝風セレナーデのためのハ調によるアリアを伴うソナタ/音楽による剣術の学校/フェルディナンド三世の死によせるラメント/アリアをともなうセレナータ ・ビーバー (1644-1704) :6声のソナタ “Pauernkirchfahrt” /トランペット、弦と通奏低音のための5声のソナタ/バターリャ (1673) /セレナーデ “Nachtwaechter” ・アレッサンドロ・ポリエッティ (1641-1683) :Das Henner und Hannerngeschrayに基づくカンツォンとカプリッチョ ・パヴェル・ヨーゼフ・ヴェイハノフスキ (1640-1693) :ソナタ・ラ・ポスタ/ヴァイオリン、トランペット、トロンボーンと通奏低音のためのソナタ/8声のソナタ マルティン・ハーゼルベック (指揮) ウィーン・アカデミー管弦楽団 グナール・レツボール (Vn) 、アンドレアス・ラックナー (ソロ・トランペット) ほか 録音:1995年5月 [CD2] ・フェルディナンド3世 (1608-1657) :聖歌 “Jes Redemptor omnium”/4声の聖歌 “Deus Tuorum”/8 声の聖歌 “Hamanae Salutis” ・シュメルツァー (c.1620-1679) :フェルディナンド3世の死のラメント ・皇帝ヨーゼフ1世 (1678-1711) :カンタータ「レジーナ・チェリ」 ・皇帝レオポルト1世 (1640-1705) :ソナタ・ピエナ/ ”Laudate Pueri” マルティン・ハーゼルベック (指揮) ウィーン・アカデミー管弦楽団 リンダ・ペリッロ (S) 、イェルク・ヴァシンスキ (S) 、ダヴィド・コルディエ (A) 、ヘニング・ヴォス (A) 、アキム・クラインライン (T) 、ウルフ・ベストライン (Bs) 、マルコス・フィンク (B) 録音:1997年10月 [CD3] レオポルト1世の宗教音楽 ・モテット、ミゼレーレ、3つの晩課 イェルク・ヴァシンスキ (S) 、ダヴィド・コルディエ (A) 、ヘニング・ヴォス (A) 、アキム・クラインライン (T) 、マルコス・フィンク (B) マルティン・ハーゼルベック (指揮) ウィーン・アカデミー管弦楽団 録音:1997年10月14-16日 [CD4] ヨハン・カスパール・ケルル (1627-1693) :オルガン作品 マルティン・ハーゼルベック (オルガン/クロスターノイブルク修道院、祝祭オルガン) スコラ・オブ・ザ・ヴィエナ・インペリアル・チャペル&フーベルト・ドプ (合唱指揮) 録音:1992年10月 [CD5] ヨーゼフ・フックス (1660-1741) :Victimae paschali laudes (セクエンツ) /キリストの聖体のミサ/Plaudite, Sonat Tuba (モテット) /Paries Quindem Filium (モテット) マルティン・ハーゼルベック (指揮) ウィーン・アカデミー管弦楽団 ダヴィド・コルディエ (A) 、ドリュー・ミンター (A) 、ヨハンネス・クム (T) 、クラウス・メルテンス (Bs) 録音:1997年5月19-22日 [CD6-7] ヨーハン・ヨーゼフ・フックス (1660-1741) :La Deposizione dalla Croce di Gesu Cristo Salvator Nostro (われらが救世主イエス・キリストが十字架からおろされるとき) (宗教作品) ドロテア・レッシュマン (聖母マリア) 、ソイレ・イソコスキ (マグダラのマリア) 、デレク・リー・ラジン (エヴァンゲリスト) 、ヘルムート・ヴィルトハーバー (ジュゼッペ・アリマテオ) 、フランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ (ニコデモ) ザンクト・フローリアン少年&男声合唱団〈合唱指揮:フランツ・ファルンベルガー〉 マルティン・ハーゼルベック (指揮) 、ウィーン・アカデミー管弦楽団 録音:1992年9月 [CD8-9] ヨーハン・ヨーゼフ・フックス (1660-1741) :Il fonte della salute (健康の泉) (宗教作品) マルティン・ハーゼルベック (指揮) ウィーン・アカデミー管弦楽団 小池久美子 (S) 、リンダ・ペリーリョ (S) 、ウルスラ・フィードラー (S) 、ヘニング・フォス (C-T) 、ヨハンネス・チュム (T) 、フォルフガング・ヴァンクル (Bs) 録音:1999年3,4月 [CD10-11] ニコラ・ポルポラ (1686-1768) :オラトリオ『ギデオン』 カイ・ヴェッセル (ギデオン) 、ウルフ・ベストライン (ヨアス、ギデオンの父) 、リンダ・ペリッロ (S) 、ヘニング・ヴォス (A) 、イェルク・ヴァシンスキ (C-T) 、ヨハンネス・クム (T) コリン・メイソン&ベルント・ランバウアー (合唱ソロ) ヴォーカル・アンサンブル・ノヴァ (コリン・メイソン:合唱指揮) マルティン・ハーゼルベック (指揮) 、ウィーン・アカデミー管弦楽団 録音:1998年4月 [CD12] モーツァルト:1. 「戴冠ミサ」 K317 、2. 「聖墓の音楽」 K42〜ソプラノ、バス、混声合唱、オルガン、管弦楽のためのカンタータ、3. 教会ソナタ集 ヘ長調 K244, 変ホ長調 K67, ハ長調 K329 エディト・ヴィーンス (S) 、ベルナルダ・フィンク (A) 、ヴェルナー・ホルヴェク (T) 、トーマス・ハンプソン (Bs) コンチェントゥス・ヴォカリス マルティン・ハーゼルベック (指揮) 、ウィーン・アカデミー管弦楽団 録音:1990年6月 [CD13] モーツァルト:オルガン作品集 ファンタジア ヘ短調 K608、ファンタジア ヘ短調 K594、アンダンテ ヘ長調K616、序曲 ハ長調 (K399より) 、ジーグ ト長調 K574、アダージョ ハ長調 K536、フーガ ト短調 K154、フーガ 変ホ長調 K153、フーガ ト短調 K401 マルティン・ハーゼルベック (オルガン/ブレッサノーネ大聖堂、ボルツァーノ (イタリア) ) 録音:1989年9月 [CD14] =レオポルト2世の戴冠礼拝の音楽の再現= 1. モーツァルト:ミサ・ソレムニス 2. 作曲者不明:Asperges me 3. アルフレヒツベルガー (1736-1809) :Veritas mea (グラドゥアーレ (奉献唱) ハ長調) 4. モーツァルト:Splendete te, Deus ; K. Anh.121 ハ長調 5. ジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニ (1706-1784) :トッカータ ハ長調 6. ミヒャエル・ハイドン (1737-1806) :タントゥム・エルゴ ト長調 7. サリエリ:テ・デウム (戴冠式のための) 8. イルジー・イグナツ・リネク (1725-1791) :KronungsIntraden (ハ長調) 9. グレゴリオ聖歌より ルート・ツィーザク (S) 、エイザベト・フォン・マグヌス (A) 、ヘルムート・ヴィルトハーバー (T) 、ゴットフリート・ホルニク (Bs) 、ヘルムート・ヒュットラー (カントール) 、ミヒャエル・ヤンコヴィッチ (カントール) 、ペーター・イェロジッツ (カントール) ウィーン王立礼拝堂学生合唱団 (フーベルト・ドプフ合唱指揮) ヒューゴ・ディストラー合唱団 インゴマール・ライナー (ポジティフ・オルガン) マルティン・ハーゼルベック (指揮) 、ウィーン・アカデミー管弦楽団 録音:1992年4月 アーティスト(演奏・出演) ウィーン・アカデミー管弦楽団 マルティン・ハーゼルベック 帝国の音楽 Musica Imperialis 11088 円
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諧謔と滋味を色彩豊かに! ハイドンの初期作品と有名曲の狭間に隠れた滋味、 そして哄笑とユーモア、狂気?!のベートーヴェン第8番を 鈴木秀美率いるOLCの演奏でお届け! ★オーケストラ・リベラ・クラシカ (OLC) 第41回定期演奏会をライヴ収録した当盤は、ハイドンの交響曲第3番、第102番、そしてベートーヴェンの交響曲第8番です! ★大規模室内楽のようなハイドン初期作品の特徴があらわれた交響曲第3番、いぶし銀のような雰囲気と音色が魅力の第102番、そして哄笑とユーモア、狂気?!のベートーヴェンの交響曲第8番を鈴木秀美率いるOLCによるオリジナル楽器の色彩豊かな音色でお送りいたします! 収録情報 曲目・内容 オーケストラ・リベラ・クラシカ (OLC) 第41回定期演奏会 1. ハイドン:交響曲第3番 ト長調 Hob.I:3 2. ハイドン:交響曲第102番 変ロ長調 Hob.I:102 3. ベートーヴェン:交響曲第8番 へ長調 Op.93 アーティスト(演奏・出演) 鈴木秀美 (指揮) オーケストラ・リベラ・クラシカ レコーディング ライヴ録音:2018年6月23日/三鷹市芸術文化センター 風のホール 録音:櫻井卓 オーケストラ・リベラ・クラシカ (OLC) 第41回定期演奏会 3069 円
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枯淡の味わいと、ひきしまった精悍さの融合! シューリヒト独自のわざが冴えわたる スイス・ロマンド管との貴重な共演記録 ★シューリヒトがスイス・ロマンド管と共演した、貴重な放送音源を収録。50年代の録音ながら丁寧なマスタリングで音を整え、すっきりと知的にして必要なものをしっかりと汲み取った辛口の名演がおおいに堪能できます。ブラームスの4番は幾つか残されている録音のなかで最も古いもので、このころのシューリヒトの音作りを知る興味深い演奏。またこちらも秀演といえるバッハの管弦楽組曲では、オーケストラの首席フルート奏者アンドレ・ぺパンの鮮やかな妙技が味わえます。 ★「 (ブラームス4番は) 年代が最も早いせいか、シューリヒトらしい枯淡の味わいと、きりりとひきしまった精悍さが融合され、非常に鮮やかな印象を残す」「 (バッハは) 最近の流行とは正反対の、大きな編成による演奏であるが、この1955年のライヴは大柄ではあってもはつらつとしており、好ましい」…平林直哉氏の解説より 収録情報 曲目・内容 シューリヒト、スイス・ロマンド管との共演 1. ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 Op.98 2. J.S.バッハ:管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV1067 アーティスト(演奏・出演) カール・シューリヒト (指揮) スイス・ロマンド管弦楽団 レコーディング スイス・ロマンド放送によるモノラル録音:(1) 1952年5月3日、 (2) 1955年8月4日 ブラームス:交響曲第4番、他/カール・シューリヒト、スイス・ロマンド管 3498 円
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★SACDハイブリッド盤。ルネ・ヤーコプスがPENTATONEレーベル初登場!母国ベルギー、ヘントのビー・ロック・オーケストラとの共演でシューベルトの交響曲第1番と第6番を録音しました。音楽家としての経験値と鋭い耳、そして深い知識を持つヤーコプスが満を持して指揮をした注目の録音です。 ベルギー第3の都市ヘント(ゲント)に2005年創設されたオリジナル楽器のビー・ロック・オーケストラ(B’ Rock Orchestra)。実力派により構成されたメンバーが音楽的に互いを刺激し合い、ルネ・ヤーコプス、アイヴァー・ボルトン、アレクサンドル・メルニコフなどの演奏家との共演で名声を高めてきました。変幻自在の音色を奏でることのできる当団がヤーコプスとともに実にカラフルにそして刺激的な演奏を聴かせてくれます。 シューベルトが習得したハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンなどの先輩作曲家からの影響をはっきりと示しつつもシューベルトの独創性がいたるところにあらわれている交響曲第1番。ヤーコプスはウィーン古典派の流れを受けた冒頭から溌剌としたテンポで明快な演奏を聴かせてくれます。一方、シューベルトが古典的連環形式の第3楽章にスケルツォの名をはじめてつけた交響曲第6番。交響曲作曲家として、精神的内容がまじりけのないシューベルトがあらわれた名曲です。音楽家ヤーコプスの充実ぶりをあらわした名演登場といえましょう。 「幼少の頃、私のお気に入りの作曲家の中で初めてコンサートで歌う機会を与えられたのがシューベルトでした。やがて、母国の都市ヘントにある大聖堂の少年合唱団のメンバーとなりボーイソプラノのソリストとして歌ってきました。その当時、私はディートリヒ・フィッシャー=ディースカウの歌うシューベルトの歌曲の録音を聴き、ますますシューベルトの虜になりました。私はカウンターテナー歌手としてキャリアをスタートさせ、歌手として、そして指揮者として様々な作曲家の作品を演奏してきましたが、指揮者として私が最も敬愛するシューベルトにかえってきました。」(ルネ・ヤーコプス) 【曲目・内容】 シューベルト(1797-1828): 1.交響曲第1番 ニ長調 D.82(1813) ( i .11’17” + ii .5’45” + iii .4’54” + iv .5’22”=27’18”) 2.交響曲第6番 ハ長調 D.589(1818) ( i .8’40”+ ii .5’45” + iii .6’31” + iv .9’25” = 30’21”) 【アーティスト(演奏・出演)】 ルネ・ヤーコプス(指揮) ビー・ロック・オーケストラ 【レコーディング】 セッション録音:2018 年3月/ザール・インスブルック(インスブルック会議場内) シューベルト:交響曲第1& 6番 3300 円
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2023年クレンペラー没後50周年企画 クレンペラー唯一のザルツブルク音楽祭ライヴ 歴史の裏側が垣間見える貴重な記録 ★当ディスクは、1973年7月6日に世を去ったクレンペラーの、没後50年の記念として企画。1947年8月24日、ザルツブルクの祝祭劇場でウィーン・フィルを指揮したコンサートを収録したもので、これがクレンペラー唯一のザルツブルク音楽祭への出演。音源はオーストリア放送協会 (ORF) の資料館で最近発見され、スウェーデン放送のトランスクリプション・ディスク (放送用音源) を使用しリリースされます。これまでに、パーセルの組曲「妖精の女王」は発売されていましたが、その他の音源は初出となり、コンサート・プログラムすべてを聴くことができる、貴重な盤となります。 ★2020年に創立100周年を迎えたザルツブルク音楽祭ですが、その歴史は戦争の影が色濃く残ります。1938年オーストリアはナチス・ドイツに併合され、反ナチやユダヤ系の音楽家たちは一掃されてしまいます。逆に戦後は、戦中に活躍した芸術家が活動停止処分を受け、戦争の爪痕も残る中、1945年8月12日に音楽祭は開催。そして1947年からはフルトヴェングラー、ベーム、クレンペラーが活動を再開、当演奏会の記録は戦前の活況を取り戻してきたそんな中開催されたものでした。特に演目には、クレンペラーが自らを導いてくれる人として生涯尊敬し、ナチ政権下で、禁じられていたユダヤ系の大作曲家マーラーの交響曲第4番をメイン・プログラムとし、パーセルの組曲「妖精の女王」、アメリカ人作曲家のロイ・ハリスの交響曲第3番を演奏し、戦後を強く意識した内容となっています。 ★1947年のクレンペラーは、アメリカへの亡命以降、2度目の欧州ツアーのために渡欧。8月にはこのザルツブルク音楽祭に出演しオーケストラ・コンサートと《フィガロの結婚》を指揮、その後ウィーン国立歌劇場で《ドン・ジョヴァンニ》を指揮、そしてブダペスト国立歌劇場音楽監督に就任し、12月にはコンセルトヘボウ管弦楽団に客演と多忙を極めていました。しかしその中でも、このザルツブルク音楽祭はこの年のハイライトであり、またその裏側にもドラマがありました。当時まだ知名度の低かったオーストリア人作曲家、ゴットフリート・フォン・アイネム (1918 〜1996) の新作オペラ《ダントンの死》がクレンペラーの手でザルツブルク音楽祭にて世界初演されるはずでした。しかしクレンペラーは一度は引き受けたものの、興味を失ってしまい指揮をキャンセルします。この件が原因で以後クレンペラーはザルツブルク音楽祭への出演機会がなくなってしまいます。一方、代役とし登場したフリッチャイが指揮者として有名になる機会を得たというのも事実です。 ★一つの演奏会から歴史の裏側が見て取れる、非常に興味深い内容となっています。 収録情報 曲目・内容 1947年ザルツブルク音楽祭ライヴ / クレンペラー&ウィーン・フィル Disc1 1. ラジオ・アナウンス ヘンリー・パーセル (1659〜1695) 2. 組曲「妖精の女王」 (ハロルド・バーンズ編) ロイ・ハリス (1898〜1979) 3. 交響曲第3番 (1939) Disc2 グスタフ・マーラー (1860〜1911) 交響曲第4番ト長調 1. 第1楽章:中庸の速さで、速すぎずに 2. 第2楽章:落ち着いたテンポで、慌ただしくなく 3. 第3楽章:静かに、少しゆるやかに 4. 第4楽章:非常にここちよく ヒルデ・ギューデン (ソプラノ) 5. ラジオ・アナウンス アーティスト(演奏・出演) オットー・クレンペラー (指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 レコーディング 録音:1947年8月24日、ザルツブルク音楽祭、ライヴ リストア&リマスタリング:ボリス・ボレス・オーディオ&ミュージック・プロダクション、デトモルト 1947年ザルツブルク音楽祭ライヴ/クレンペラー&ウィーン・フィル 3000 円
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モントゥー最晩年の貴重なドキュメント ラヴェル、エルガー&ベートーヴェン ★ピエール・モントゥー (1875-1964) が、世を去る3か月ほど前の1964年3月にイスラエル・フィルに客演した際の模様をライヴ収録したアルバムは、幅広いレパートリーを誇った巨匠にあって、とりわけ得意のレパートリーがならぶ注目の内容です。モントゥーが指揮したベートーヴェンの交響曲といえば、ウィーン・フィルやロンドン響とのセッション録音が知られ、単独のオーケストラとの間でこそ全曲録音は実現しませんでしたが、その演奏は気品と気力あふれる充実ぶりでいまなお強い支持を集めています。第4交響曲については、ほかに1952年のサンフランシスコ響、1959年のロンドン響、1960年のハンブルク北ドイツ放送響との録音があるので、このたびのイスラエル・フィルとのライヴはモントゥー4種目の演奏となり、現状、もっとも多く録音が残されているナンバーとなります。ここでモントゥーはヴァイオリン両翼型配置を採用しており、立体的な音響から繰り出される眩いばかりの音楽はたとえようがありません。「エニグマ変奏曲」は、モントゥーが1958年にロンドン響とセッションで残した録音も名盤の誉れ高い内容として知られますが、ここでも性格的な変奏をたくみに描き分ける巨匠の音楽運びにあらためて納得させられるいっぽうで、やはりなんといっても聴きどころは、イスラエル・フィルの強力な弦楽セクションが濃厚な味わいを聴かせる「ニムロッド」でしょう。そして、締め括りの「ダフニスとクロエ」はもはや説明不要。そのむかし、ディアギレフのロシア・バレエ団とのコラボで初演を手がけた、巨匠きわめつきのプログラムです。1959年のロンドン響とのセッション録音や、1955年のコンセルトヘボウ管とのライヴ録音などでもわかるように、モントゥーが指揮するとガラッと色彩がゆたかになるのですから、なんとも不思議。すべてイスラエル・フィルの正規アーカイヴより、あらたにデジタル・リマスタリングを施した音源は、モノラルながら聴きやすいものとなっています。 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調 Op.60 エルガー:エニグマ変奏曲 Op.36 ラヴェル:バレエ「ダフニスとクロエ」第2組曲 アーティスト(演奏・出演) ピエール・モントゥー (指揮) イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 レコーディング 録音: 1964年3月7日テルアビブ、マン・オーディトリアム ( ライヴ・モノラル ) ラヴェル、エルガー&ベートーヴェン/ピエール・モントゥー 2563 円
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曲の素晴らしさを再認識。 シャラーとフィルハーモニー・フェスティヴァが ブルックナーの交響曲第2番1877年版に挑戦! ★2024年のブルックナー・イヤーに向けて交響曲全版の網羅的な録音を進めるゲルト・シャラーとフィルハーモニー・フェスティヴァが、第2番の1877年第2版に挑戦しました。彼らは同曲の1872年 (キャラガン校訂) 原典版を2011年7月にライヴ録音していますが、ひとまわりを経て第2版演奏が実現しました。 ★ブルックナーの交響曲第2番は1872年版初演後、いつものように細かい修正を続けますが、1876年に大幅な改訂が行われ最終的な理想形を目指しました。今回それを演奏・録音しましたが、いろいろな意味で前作とは大きく変化しています。 ★全体の長さはさほど違いがありませんが、第2楽章と第3楽章が逆になっているのと、1877年版は非常にコンパクトでバランスが良くなっています。シャラーはこの曲がなぜあまり演奏されないのか謎であるとし、「傑作だ!」と結んでいます。ますます大きくなったシャラーの解釈、作品観の変わる力演にご期待ください。 収録情報 曲目・内容 ブルックナー:交響曲第2番ハ短調 (1877年第2版) アーティスト(演奏・出演) ゲルト・シャラー (指揮) フィルハーモニー・フェスティヴァ レコーディング 録音:2023年10月1日/エーブラハ大修道院付属教会 (ライヴ) ブルックナー:交響曲第2番ハ短調 (1877年第2版) 2860 円
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初CD化! 75年もう一つの伝説的ブル8 ★あの宇野功芳氏が、マタチッチ/N響のブルックナーについて「かつてこれほどまでに熱望されたディスクがあったろうか。NHKホールに鳴り響いたマタチッチ/N響のブルックナー《第8》。それは1975年1月と1984年3月の2回あるのだが、ともに世紀の名演であり、会場で耳にし、放送を聴いた人が等しく1日も早いディスク化を望んでいたのである。」と激賞していた名演の待望のCD化。84年の方は日本コロムビアでCD化されておりましたが、こちらの75年の方がマタチッチの油の乗り切った時だけあってより激しいものがございます。録音も、この75年前後のNHK は特に優秀で、大変素晴らしい響き。70年代のN響のテンションの高さも特筆! 収録情報 曲目・内容 ブルックナー : 交響曲第8番 アーティスト(演奏・出演) ロヴロ・フォン・マタチッチ (指揮) NHK交響楽団 レコーディング 録音 : 1975年11月26日NHKホール/ライヴ ブルックナー : 交響曲第8番/ロヴロ・フォン・マタチッチ 3498 円
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★SACDハイブリッド盤。もともと高名なバロック・ヴァイオリンとして知られているマンゼは指揮者としての活躍も目覚ましく、2014年からはハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務めています。PENTATONEレーベルからリリースしたメンデルスゾーンの交響曲全曲録音が話題となる中、当ディスクではメンデルスゾーンと並行して収録されたモーツァルトの交響曲第40&41番がリリースされます。バロック・ヴァイオリンの名手であるマンゼらしく、とりわけ弦楽器の細やかな表情や絶妙なテンポ設定など、当演奏でもキリリと攻め込む“マンゼ節” で聴かせます。 ★モーツァルトの傑作第40番交響曲ト短調は、「最も苦悩に満ちた音程」とされる短二度を基本動機として全曲にわたって使用し、これに派生する半音階的な旋律と和声に重要な動機を与えました。一度聴いたら忘れがたいこの名曲をマンゼは緊張感を持たせながらもハッとさせられる表情付けで演奏します。一方、第40番と同年に作曲された第41番ハ長調「ジュピター」。終楽章ではすべての人々が讃嘆してやまない偉大な音構築を置き華々しく高らかな終止に達します。マンゼは実にカラフルな演奏を聴かせます。 ★今後、第38番&第39番のリリース予定もあるとのことで大いに期待が高まります。◆レコード芸術 2020年3月号 特選盤 【曲目・内容】 モーツァルト(1756-1791): 交響曲第40番 ト短調 KV.550(1788) ( i .7’32” + ii .13’16” + iii .4’20” + iv .9’30”=34’38”) 交響曲第41番 ハ長調 KV.551「ジュピター」(1788) ( i .11’26” + ii .11’00” + iii .6’04” + iv .11’33”=40’03”) 【アーティスト(演奏・出演)】 アンドルー・マンゼ(指揮) ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団 【レコーディング】 ライヴ録音:2017年2月21-24日(交響曲第40番)、2018年3月5-8日(交響曲第41番)/ NDRハノーファー、放送局スタジオ大ホール モーツァルト:交響曲第40&41番 3300 円
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フルトヴェングラーの運命を左右した歴史的ドキュメント。 空前絶後の「第九」ライヴ。UHQCDでさらに音質UPされて再登場! ★ 1942 年4 月、戦況の悪化のなか、国民統合の象徴としてフルトヴェングラーに総統誕生祝賀演奏会を指揮させようと画策した宣伝大臣ゲッベルスの圧力の前に、それまでほかに演奏スケジュールを入れ要請を断っていたフルトヴェングラーもついに屈服、ナチス党旗を前にして指揮する羽目に陥りました。この日の演奏はドイツ全土にラジオ放送されたため、ラジオ中継音源が遺ることに。演奏の終楽章一部はナチスの宣伝用ニュース映画に撮られました。フルトヴェングラーとしては不本意ながらの指揮であるはずなのに、戦時下、ナチス党幹部を背にしての極限状態のなかで行われた指揮は、「メロディアの第九(同年3 月のライヴ)」をも凌ぐ激しさ!ヒトラーに対する怒りの爆発ではないかとも思われ、まさに凄絶の極みです。すさまじいまでの集中力と緊迫感で応じるベルリン・フィルの合奏力は文句なし。怒涛の進撃、熱狂の迫力、「第九」への崇高美がきわだつ空前絶後のライヴです。★音の良さで話題を集めたVENEZIA から音源提供をうけて、2014 年にキング関口台スタジオでリマスタリングして初の国内盤を発売(キングレコードKICC-1158)。いまは入手難になっておりましたが、このたびキングインターナショナルから“高音質CDの決定版”であるUHQCD 仕様にして再発売!80 年前とは思えない驚愕の音で、“世紀のドキュメント”をご確認ください。★初出となった国内盤は『レコード芸術』誌で推薦を獲得しました!『レコード芸術』(音楽之友社刊)2015年1月号「新譜月評」より 宇野功芳推薦1942 年4 月19 日、ヒトラー生誕記念日前夜祭のライヴ。終楽章のラストのみ映像が出ているが、あとは初出。拙著『ベートーヴェン不滅の音楽を聴く』では51年、52年、53年盤を同列1位に挙げたが、いま、この42年盤をそこに加えたい。同年3月の定期公演ライヴは問題にならない。録音はノイズが多く、一種異様な音も入っている。ヒトラーの妖気か狂気か。演奏は「ものすごい」の一語に尽きる。56 歳のフルトヴェングラーは若い。当然第3 楽章などは後年の神技におよばないが、他の部分は荒れ狂っている。第1 楽章の冒頭主題はいちばん遅いかも知れない。テンポは絶えず流動、しかし音楽の呼吸と一致しているため、不自然ではない。他の指揮者ならこわくて出来ないような大きなリタルダンドも現われる。それよりも何よりもベルリン・フィルの必死のひびきとその鳴り具合が尋常ではない。指揮者もオーケストラもいつもとは気の入れ方がちがう。ときには狂、、、気の凄、、味を見せる。円熟味不足の第3楽章はそれゆえにこそ感情があふれ切っている。そして終楽章! 爆発だ! 大爆発だ!!テンポは常に切迫する。オーケストラだけのフーガは果てしもない加速で突撃、コーラスの二重フーガからラストまでは大迫力の連続となりティンパニはたたきつけ、コントラバスはうなり、ついにプレスティッシモでは全員が地ひびきを立てながら突進する。 収録情報 曲目・内容 ヒトラーの第九/フルトヴェングラー【UHQCD】〜アドルフ・ヒトラー誕生記念日前夜祭コンサート〜ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 作品125《合唱》 アーティスト(演奏・出演) ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団ブルーノ・キッテル合唱団エルナ・ベルガー(ソプラノ)ゲルトルーデ・ピッツィンガー(アルト)ヘルゲ・ロスヴェンゲ(テノール)ルドルフ・ヴァッケ(バス) レコーディング 録音:1942年4月19日 旧フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)アドルフ・ヒトラー総統誕生記念日前夜祭コンサート音源提供:VENEZIA ヒトラーの第九 2816 円
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交響曲ファン注目、 ペ−ターゼン充実の大作が最新録音で登場! ★ヴィルヘルム・ペーターゼン (1890-1957) はヒンデミットと同世代のドイツの作曲家。大作指向でしたが、今日名前や作品を聞く機会は多いといえません。前衛とは無縁な伝統的なスタル、とりわけ精緻な対位法的書法は、ブルックナーの弟子だった作曲の師フリードリヒ・クローゼ譲りで、独墺系交響曲のファンの琴線に触れること間違いなしの新しいレパートリーの出現と申せましょう。 ★聖職者だった父の任地ギリシャのアテネで生まれ、翌年ドイツへ帰国。ミュンヘンで作曲をクローゼ、指揮をモットルに師事しました。交響曲は全部で5篇あり、第3番嬰ハ短調は1934年初演。3楽章60分の大作で、印象的な主題と歌に満ちた主題が互いに競いクライマックスへ至る第1楽章、親しみやすい第2楽章、非常に陽気な第3楽章と、さまざまな主題が絶え間なく変化、発展します。 ★指揮はハンス・ロットの交響曲やプロコフィエフの歌劇「炎の天使」で熱い演奏を聴かせてくれたコンスタンチン・トリンクス。これも堂々とした解釈で、未知の作品から深い感動をひきだしています。 収録情報 曲目・内容 ヴィルヘルム・ペーターゼン:交響曲第3番嬰ハ短調 アーティスト(演奏・出演) コンスタンチン・トリンクス (指揮) フランクフルト放送交響楽団 レコーディング 録音:2021年8月30日-9月3日/ヘッセン放送ゼンデザール ヴィルヘルム・ペーターゼン:交響曲第3番 2860 円
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オリジナル楽器ならではの音色が創り上げるこの愉悦! 上尾直毅とOLCが再び繰り広げる絶妙な世界 ★鈴木秀美率いるオーケストラ・リベラ・クラシカ(OLC)、期待の最新アルバムは第34回定期演奏会のライヴ録音で、モーツァルトの交響曲第28番、ハイドンの交響曲第74番、そして上尾直毅を独奏にむかえたモーツァルトのピアノ協奏曲第19番が収録されております。★「上尾直毅とOLCが再び繰り広げる絶妙な世界!あまり演奏されないモーツァルト、ハイドンの中期作品と共に、オリジナル楽器の響きが作品の明確な音像とこの上ない味わいを与える」(鈴木秀美) 収録情報 曲目・内容 1. モーツァルト:交響曲第28番 ハ長調 K.2002. モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番 ヘ長調 K.4593. ハイドン:交響曲第74番 変ホ長調 Hob.I-74 アーティスト(演奏・出演) 鈴木秀美(指揮)オーケストラ・リベラ・クラシカ上尾直毅(フォルテピアノ独奏)[track-2] レコーディング ライヴ録音:2014年10月18日/上野学園石橋メモリアルホール OLC第34回定期演奏会 3069 円
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Profilの名盤を丁寧にSACDハイブリッド化! 1作ずつじっくりと向き合って味わいたい〈ヴァント 不滅の名盤〉 大きなスケールと細かな構築が同居した圧巻の演奏 輝かしく強靭なハ長調で終わる交響曲3題! ★Profilレーベルのヴァントの名盤がSACDハイブリッド化!Altusレーベルがライセンスし、このハイブリッド盤のための最新リマスタリングを施して製品。CD層・SACD層共にかつてないほどリアルな音質が追求されています。★巨匠ギュンター・ヴァントがミュンヘン・フィルと残した偉大なライヴ録音。ハ長調で力強く締めくくる、ヴァントが得意とした3曲の交響曲を収録。《ザ・グレート》のたっぷりと奏でられた序奏部からは無限に広がる雄大さが、ブラームスの煽るように早いテンポの序奏部からは真に切迫した緊張感が、有無を言わさぬ説得力で立ち現れます。曲の長さが必要な音楽を奏でる上で過不足ない完璧なものであると証明するように、大きなスケールで構築されながらも同時に細やかなバランス処理とテンポ設定がなされたヴァントならではの圧巻演奏。最後の一音まで続く必然の連続が聴く者を圧倒します。ベートーヴェンの1番も引き締まった響きが素晴らしく、作品の革新性を迷いなく捉えた演奏です。各曲各所でオーケストラから湧き上がる表情豊かな歌もたまりません。★解説書には楽曲解説の他、舩木篤也氏がブルックナー都市としてのミュンヘンとヴァントについて、また板倉重雄氏がミュンヘン・フィルの詳細な歴史について書き下ろした原稿を掲載しています。 収録情報 曲目・内容 [Disc1]シューベルト:交響曲第8(9)番 ハ長調《ザ・グレート》 D. 944[Disc2]ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 作品21ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品68 アーティスト(演奏・出演) ギュンター・ヴァント(指揮)ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 レコーディング 録音:1993年5月28日(シューベルト)、1994年2月4日(ベートーヴェン)、1997年2月19・21・23日(ブラームス)/ミュンヘン、ガスタイクにおけるライヴ ギュンター・ヴァント 不滅の名盤[8]ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団編 6226 円
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★Profilレーベルのヴァントの名盤がSACDハイブリッド化!Altusレーベルがライセンスし、このハイブリッド盤のための最新リマスタリングを施して製品化。CD層・SACD層共にかつてないほどリアルな音質が追求されています。眼の醒めるようなヴァントの名演が、更なる鮮烈さを持って堂々の再登場! ★真打・北ドイツ放送響とのブルックナーを2曲収録。いずれも記念演奏会のライヴで、特別な思いが込められています。ブルックナー歿後100周年記念の第4番は精密なコントロールとそこから生み出される音楽的な艶やかさが聴く者の心を震わせます。北ドイツ放送響50周年記念の第5番はヴァントが得意とした作品に真っ向から取り組んだ至上の名演で、複雑なフーガを偉大な発展の糧として解放感に満ちた無類のコーダに至るプロセスの完璧さに脱帽!まさに不滅の名演、あまりにも完璧な音楽にひれ伏すのみです。 ★(第4番)「あたかもスポーツカーを乗り回すようなヴァントの巧みな操縦術」「完全無欠な構築感が不思議と滑らかな質感をもって聴き手に訴えかけてくる稀有な演奏」「彼のラストレコーディングとなった2001年のブルックナー4番と双璧をなす、ヴァントのひとつの頂点」 (第5番)「最高傑作といって過言ではない名演」「北ドイツ放送交響楽団と築き上げた熟練のブルックナー解釈に、N響(1979年)やBBC響(1990年)と繰り広げたような一期一会の熱っぽさが加わった奇跡的な音楽」「ライヴ録音とは思えないほど一糸乱れぬ完全無欠の音楽だ」 〜坂入健司郎氏の解説より抜粋〜 【曲目・内容】 ギュンター・ヴァント 不滅の名盤[13] 北ドイツ放送交響楽団編 ブルックナー: [Disc1] ブルックナー歿後100周年記念演奏会 交響曲第4番 変ホ長調《ロマンティック》 WAB. 104(1878-80年原典版) [Disc2] 北ドイツ放送交響楽団創設50周年記念演奏会 交響曲第5番 変ロ長調 WAB. 105(原典版) 【アーティスト(演奏・出演)】 ギュンター・ヴァント(指揮) 北ドイツ放送交響楽団 【レコーディング】 ライヴ録音:[Disc1]1996年10月11-13日、[Disc2]1995年10月8-10日/ハンブルク、ムジークハレ ギュンター・ヴァント 不滅の名盤[13]北ドイツ放送交響楽団編 ブルックナー:交響曲第4番&第5番 5973 円
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ヴァントの名演をSACDハイブリッドで堪能 北ドイツとのブルックナー3作品をまとめた 数量限定セット! ★PROFIL音源をライセンスし、ALTUSがリマスター・SACDハイブリッド化して発売した「ギュンター・ヴァント 不滅の名盤」シリーズ。ここから北ドイツ放送響とのブルックナー3タイトル (全6枚) を、単売パッケージそのままにクラフト調の三方背ケースに収めた数量限定セットです。 ★真打・北ドイツ放送響とのブルックナー。逞しい音響の絶頂期を感じさせる85年の精悍な第3番に、最晩年の圧倒的な深みを湛えた2000年の第8番。ブルックナー歿後100周年記念の第4番に、北ドイツ放送響50周年記念の第5番。引き締まった構築感の清々しい第7番に、作品への没入感が凄まじく、静寂も爆発もすべてに魂が宿った迫真の第9番。徹底したスコアの読みから生み出される、比類なき生命力!ALTUSリマスターの効果も抜群です。 収録情報 曲目・内容 ギュンター・ヴァント 不滅の名盤 北ドイツ放送響編II ブルックナー:交響曲第3・4・5・7・8・9番 SACDハイブリッド3タイトルセット (全6枚) 【PALTSA-023/4】 ブルックナー: 交響曲第3番 ニ短調 WAB.103 (ノヴァーク第3稿/1889年) ライヴ録音:1985年12月23日/ハンブルク、ムジークハレ 交響曲第8番 ハ短調 WAB.108 (ハース版/1884-90年稿) ライヴ録音:2000年4月30日-5月3日/ハンブルク、ムジークハレ [SACD] Disc1:第3番全楽章/Disc2:第8番全楽章 [CD] Disc1:第3番全楽章+第8番第1楽章/Disc2:第8番第2〜4楽章 【PALTSA-025/6】 ブルックナー: [Disc1] 交響曲第4番 変ホ長調《ロマンティック》 WAB.104 (1878-80年原典版) ライヴ録音:1996年10月11-13日/ハンブルク、ムジークハレ [Disc2] 交響曲第5番 変ロ長調 WAB.105 (原典版) ライヴ録音:1995年10月8-10日/ハンブルク、ムジークハレ 【PALTSA-027/8】 ブルックナー: [Disc1] 交響曲第7番 ホ長調 WAB.107 (1885年ハース原典版) ライヴ録音:1999年4月18-21日/ハンブルク、ムジークハレ [Disc2] 交響曲第9番 ニ短調 WAB.109 (原典版) ライヴ録音:1998年4月5-7日/ハンブルク、ムジークハレ アーティスト(演奏・出演) ギュンター・ヴァント (指揮) 北ドイツ放送交響楽団 ヴァント&北ドイツ放送響 ブルックナー:交響曲第3・4・5・7・8・9番 SACDハイブリッド3タイトルセット (全6枚) 17050 円
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有名・無名の作曲家/作品からこぼれる古典派の愉悦! 鈴木秀美3度目となるハイドンの協奏曲第2番も収録 ★このアルバムはオーケストラ・リベラ・クラシカ(OLC)第33回公演のライヴ録音で、今回のプログラムはモーツァルトの交響曲ニ長調 K.196+121、マルデレの交響曲 Op.4-3、ハイドンのチェロ協奏曲第2番、そしてハイドンの交響曲第71番です。★ハイドンのチェロ協奏曲第2番はOLC第6回公演以来の演奏で、録音としては3度目となります。また、ファン・マルデレの交響曲はプログラムで取り上げたことはありませんが、OLC第1回のアンコールに一つの楽章を演奏した思い出の作品です。最後のハイドンの交響曲第71番はパリ・セット辺りと比べると規模はやや小さめかもしれませんが、充実した中身を持っております。有名・無名の作曲家、作品からこぼれる古典派の作品をご堪能ください。 収録情報 曲目・内容 1. モーツァルト:交響曲ニ長調K.196+1212. ファン・マルデレ:交響曲変ロ長調Op.4-33. ハイドン:チェロ協奏曲第2番ニ長調 Hob.VIIb-24. ハイドン:交響曲第71番変ロ長調Hob.I-71 アーティスト(演奏・出演) 鈴木秀美(指揮、チェロ[track-3]) オーケストラ・リベラ・クラシカ レコーディング ライヴ録音:2014年6月15日/石橋メモリアルホール モーツァルト:交響曲ニ長調、ファン・マルデレ:交響曲変ロ長調、ハイドン:チェロ協奏曲第2番ニ長調、ハイドン:交響曲第71番変ロ長調 3069 円
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日本語帯・解説付き エラス=カサド&ミュンヘン・フィル シューマン交響曲全集の登場! ミュンヘン・フィルのロマン派演奏の伝統と エラス=カサドの緻密なコンセプトが浮き彫りにする 新しいシューマン像! ★パブロ・エラス=カサド&ミュンヘン・フィルという注目の顔合わせによるシューマンの交響曲が、一挙に全曲で登場します。 ★エラス=カサドの指揮は、引き締まったリズムに貫かれていながら、濃密かつ華やか、そして鮮やか。130年を超える歴史あるミュンヘン・フィルのサウンドは完璧で、管楽器が華やかに鳴り響く場面での壮麗な響きはもちろんのこと、室内楽のように濃密な場面でのたっぷりとした歌など、エラス=カサドとともに、これ以上なく生き生きとしたシューマン像を響かせます。シューマンは、ベートーヴェンの影に押しつぶされることなく、交響曲という厳格な形式の中に、その自由なインスピレーションを注ぎ込みました。ミュンヘン・フィルのロマン派作品演奏の伝統と、エラス=カサドの綿密な曲作りにより、シューマンの魂や息遣いがすぐそこに感じられるとともに、シューマンが当時前衛的な作曲家であったことをあらためて認識させてくれるよう。新しいシューマン像が見事に浮彫になっています。全集で一挙に聴けることにもまた価値のある発売といえるでしょう。 ★パブロ・エラス=カサドは1977年グラナダ生まれの注目指揮者。オーケストラ、合唱からオペラまで、バロックからコンテンポラリーまで、底から湧き上がるエネルギーとパワー、そして曲に対しての緻密なコンセプトとそれを実現するプロセスと技術の確かさで、世界を魅了しています。これまでに4度 (2009、2011、2019、2020) 来日しており、特に2020年の第九公演は絶賛されました。また、2020年度第58回レコード・アカデミー大賞・交響曲部門 (第九と合唱幻想曲/HMM-902431およびKKC-6234) &銅賞・管弦楽曲部門 (ファリャ:三角帽子、恋は魔術師/HMM-902271およびKKC-6127) を受賞するなど、その演奏活動およびCDの評価と注目度ともに、非常に高いものがあります。 収録情報 曲目・内容 シューマン (1810-1856) :交響曲全集 [CD1] 交響曲第1番変ロ長調 op.38 「春」 (1841) 、交響曲第2番ハ長調 op.61 (1845-46) [CD2] 交響曲第3番変ホ長調 op.97 「ライン」 (1850) 、交響曲第4番ニ短調 op.120 (1851年版/1841年作曲・1851年改訂) アーティスト(演奏・出演) パブロ・エラス=カサド (指揮) ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 レコーディング 録音:2019年3-4月、ガスタイク、ミュンヘン シューマン:交響曲全集/ミュンヘン・フィル、カサド 4400 円
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オルガ・ペレチャツコのはまり役! 2016年ペーザロ・ロッシーニ音楽祭 リヴェルモレ演出の《イタリアのトルコ人》 ★2016年ペーザロ・ロッシーニ音楽祭で上演された《イタリアのトルコ人》の映像が発売されます。1980年にロッシーニ生誕の地ペーザロで始まった音楽祭。毎年8月に開催されヨーロッパの名だたる音楽祭に匹敵する水準と注目度の高さを誇ります。ロッシーニ財団が編纂したクリティカル・エディション (批判校訂版) に基づいて作品を上演。全39あるロッシーニオペラから、知られざる作品の再発見や、レパートリーの定着に貢献しています。 ★《イタリアのトルコ人》は、1814年8月14日にミラノ・スカラ座で上演されました。前年に初演され成功を収めた《アルジェのイタリア娘》に設定が似ていたことから、聴衆の評判はあまり良くはありませんでした。しかし、初演当時の誤解からの評価の低さに比べると、今日では、風習、愛に関する高尚な思索、芸術、アイデンティティーをめぐる喜劇が、我々現代人にも共感を呼び高い支持を得ています。 あらすじは、トルコの王子セリム、その元恋人のジプシーの女性ザイダ、夫がいながらもセリムに惹かれるドンナ・フィオリッラ、フィオリッラの気弱な夫ドン・ジェローニオ、その友人の詩人プロスドチモ、フィオリッラを慕うドン・ナルチーゾらのもとで物語が展開していきます。最後は、セリムとザイダは仲良く一緒にトルコ行きの船に乗り、ジェローニオはフィオリッラを許し、フィオリッラは夫の元に戻り感謝する、そしてナルチーゾも自らの道を進み、詩人も満足してハッピーエンドに終わる。 ★本上演はダヴィデ・リヴェルモーレによる演出で、イタリア映画界の巨匠フェデリコ・フェリーニの映画『8 1/2』をモチーフとしています。気まぐれな妻フィオリッラを歌うのはロッシーニを得意とするオルガ・ペレチャツコ。蠱惑的な女性を見事に演じはまり役と言えるでしょう。浮気なセリムを歌うのは、ウルグアイ出身、エキゾチックで深みのある声と精悍な姿のアーウィン・シュロット。気弱な夫ジェローニオには柔軟で多彩な表現が魅力のニコラ・アライモ。詩人はイタリアの実力派バリトン、ピエトロ・スパニューリ。と個性豊かな歌手陣が揃っています。 収録情報 曲目・内容 ロッシーニ:歌劇《イタリアのトルコ人》 (全曲) オルガ・ペレチャツコ (フィオリッラ) アーウィン・シュロット (セリム) ルネ・バルベラ (ナルチーゾ) ニコラ・アライモ (ジェローニオ) セシリア・モリナーリ (ザイダ) ピエートロ・スパニョーリ (プロスドチモ) 演出&舞台:ダヴィデ・リヴェルモレ 衣裳:ジャンルカ・ファラスキ 映像:D-Work 照明:ニコラス・ボビー 映像監督:パオロ・フィリッポ・ベルティ アーティスト(演奏・出演) スペランツァ・スカプッチ (指揮) フィラルモーニカ・ジョアキーノ・ロッシーニ レコーディング 収録:2016年8月、ロッシーニ劇場 (ライヴ) ロッシーニ:歌劇《イタリアのトルコ人》ペーザロ・ロッシーニ音楽祭2016 6314 円
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男ゴロワノフの激演。 全霊を懸けた魂の嗚咽が心をえぐる男泣きの「悲愴」!! ★ムラヴィンスキーと対を成すロシアの伝説的指揮者ニコライ・ゴロワノフ(1891-1953)、シリーズ第 7 集はチャイコフスキーの『悲愴』!強烈な音塊が魂の嗚咽となってあふれだす白熱の大演奏です。手加減無しで両極端に振り回すドライブでオーケストラと聴き手をまとめて翻弄、ハイボルテージの歌に打ちのめされ、地獄の裂け目のごときパウゼに戦慄し、泣き所では圧倒的にたくましい音響に心がえぐられます。一度味わったらその魔力から一生逃れられない命懸けの『悲愴』。壮絶演奏の頂点! ★「その抜き差しならない気迫に満ち溢れた響きは、とても尋常ではない。曲が進むにつれ、ゴロワノフ節はこれでもかと振るわれる。なぜこのようにテンポを動かすかという疑問以上に、自分の耳に聴こえた作曲家の魂を、全霊を傾けて表現しようとしているゴロワノフの気迫に、ただただ圧倒されるのみである。これは好き嫌いを超えた尊さではあるまいか。」(平林直哉氏の解説より) ※ノイズ等が発生する箇所がございます。マスターによるものですので予めご了承下さい。 収録情報 曲目・内容 ゴロワノフの芸術 第 7 集 チャイコフスキー:交響曲第 6 番 ロ短調 《悲愴》 作品 74 アーティスト(演奏・出演) ニコライ・ゴロワノフ(指揮) モスクワ放送交響楽団 レコーディング モノラル録音:1948年 ゴロワノフの芸術 第 7 集 チャイコフスキー:交響曲第 6 番〈悲愴〉 3498 円
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サンプソン、イムラーなど豪華歌手がソリストをつとめた ヴァンスカ&ミネソタ管、感動の『千人の交響曲』!! ★SACDハイブリッド盤。好評を博しているオスモ・ヴァンスカ率いるミネソタ管弦楽団によるマーラー・シリーズ。当アルバムは交響曲第8番『千人の交響曲』を収録!独唱にはキャロリン・サンプソン、ジャクリン・ワーグナー、クリスティアン・イムラーなど実力派を迎えております。この『千人の交響曲』でもヴァンスカならではの緻密な構成と細部にまで注意が払われた圧巻の仕上がり。繊細かつ丁寧な音楽づくりが魅力です。また録音にも注目。オーケストラ全体の響きを自然にとらえ、演奏の一体感を堪能することができます。 ★BISレーベルで数多くの録音を残してきたヴァンスカが最上級の演奏に達したマーラーの交響曲シリーズ。これまでに第1番『巨人』 (KKC-6034/BIS SA-2346) 、第2番『復活』 (KKC-5995/BIS SA-2296) 、第4番 (KKC-6131/BIS SA-2356) 、第5番 (KKC-5831/BIS SA-2226) 、第6番 (KKC-5994/BIS SA-2266) 、第7番 (KKC-6184/BIS SA-2386) 、第9番 (KKC-6686/BIS SA-2476) 、第10番 (KKC-6321/BIS SA-2396) がリリースされております。 ★2003年にミネソタ管弦楽団の音楽監督に就任したヴァンスカは、ベートーヴェンの交響曲全集などで評価を高めました。しかし、当団では経営悪化に伴う労使対立が激しさを増し、2012年10月に経営側はロックアウトを決行。その後の2012/13年のシーズンは全てキャンセルとなり、当団の存続そのものも危ぶまれる状況となりました。ヴァンスカは、労使の合意が成立した2014年1月に首席指揮者に復帰し、以後、団結力の増したミネソタ管弦楽団の演奏は一層密度の濃いものとなっております。 収録情報 曲目・内容 マーラー:交響曲第8番 変ホ長調『千人の交響曲』 (1906) キャロリン・サンプソン (ソプラノI / いと罪深き女) ジャクリン・ワーグナー (ソプラノII / 贖罪の女) キャロリン・サンプソン (ソプラノIII / 栄光の聖母) サーシャ・クック (アルトI / サマリアの女) ジェス・ダンディ (アルトII / エジプトのマリア) バリー・バンクス (テノール / マリア崇拝の博士) ユリアン・オルリスハウゼン (バリトン / 法悦の教父) クリスティアン・イムラー (バス / 瞑想の教父) アーティスト(演奏・出演) オスモ・ヴァンスカ (指揮) ミネソタ管弦楽団 ミネソタ合唱団 (音楽監督:キャシー・サルツマン・ロメイ) ナショナル・ルーテル合唱団 (音楽監督:デイヴィッド・チャーウィン) ミネソタ少年合唱団 (音楽監督:マーク・S・ジョンソン) アンジェリカ・カンタンティ・ユース合唱団 (音楽監督:エリザベス・エガー) レコーディング 録音:2022年6月10-12日 (ライヴ) 、2022年6月14-16日 (セッション) /オーケストラ・ホール (ミネアポリス) プロデューサー:ロバート・サフ マーラー:交響曲第8番 変ホ長調『千人の交響曲』(1906) 3289 円
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2016年9月、第7代首席指揮者ガッティ&RCO、いよいよ正式始動! ★2016年9月9日の就任記念演奏会《RCOオープニング・ナイト》もって、128年の歴史をもつロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の第7代首席指揮者として正式に着任するダニエレ・ガッティ。これを記念して、客演指揮者としてのガッティと楽団との白熱ライヴがリリースされます。ガッティといえば、音楽へのきわめて真摯な姿勢、音楽へのリスペクトの比類なき高さということがよく言われますが、その姿勢はこの演奏にも表れています。と同時に、これからいよいよ本格始動するオーケストラと音楽する喜びにも満ちたパワー漲る演奏となっています。 ★「幻想交響曲」は何度も演奏しつくされている名曲ではありますが、ガッティのこの演奏は、1830年の本作初演時に当時の聴衆が体験したであろう驚きを現代の私たちにも味わわせてくれるもの。スコアの綿密な読み込みが、すべてがこの瞬間に生まれているような新鮮さを導いています。ガッティとRCO、今後の活動に期待が高まる内容の演奏です。 収録情報 曲目・内容 ベルリオーズ:幻想交響曲 op.14 (1830) アーティスト(演奏・出演) ダニエレ・ガッティ (指揮) ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 レコーディング 録音:2016年3月31日、4月1&3日 (ライヴ) 、アムステルダム・コンセルトヘボウ ベルリオーズ:幻想交響曲 op.14 (1830) 3300 円
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2005年2月最新ライヴ 桂冠指揮者ハイティンクによる コンセルトへボウとの集大成、3度目のブル8 ★ロイヤル・コンセルトへボウ管と桂冠指揮者ハイティンクとの顔合わせによる最新ライヴが早くもリリース。ブルックナー8番はハイティンクとしてはじつに4種目、コンセルトへボウとは全集録音の第1回目(65年)、さらにデジタルによる再録音(81年)以来、3度目にして初のライヴ録音となります。 昨年ドレスデン・シュタ−ツカペレとの日本公演でも演目に選ばれたブル8。記録によれば、ハイティンクにとっては88年までのコンセルトへボウ在任期間中に20回以上も演奏してきた会心のレパートリー。彼が同オケと8番を初めてコンサートで取り上げたのが1959年。ここに半世紀近い歳月を経て、共にブルックナー演奏の伝統を培ってきたオケと臨んだライヴであれば自ずと格別の思いも去来するはずで、確かに円熟を迎えた巨匠の集大成と呼ぶにふさわしいものです。ただならぬ風格に圧倒される第1楽章。金管の咆哮が凶暴なスケルツォ。悠久の時を感じさせるアダージョはやはり絶品で、壮大に締めくくられるフィナーレに至ってはいつまでも忘れがたい印象を残します。録音も極上。 収録情報 曲目・内容 ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ハース版) アーティスト(演奏・出演) ベルナルト・ハイティンク(指揮)ロイヤル・コンセルトへボウO. レコーディング 録音:2005年2月18&20日アムステルダム・コンセルトへボウ(ライヴ) ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ハース版) 3751 円
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ヴァントの名演をSACDハイブリッドで堪能 北ドイツとのブラームス全集2作品をまとめた 数量限定セット! ★PROFIL音源をライセンスし、ALTUSがリマスター・SACDハイブリッド化して発売した「ギュンター・ヴァント 不滅の名盤」シリーズ。ここから北ドイツ放送響とのブラームス2タイトル (全4枚) を、単売パッケージそのままにクラフト調の三方背ケースに収めた数量限定セットです。 ★ヴァントの手兵、北ドイツ放送響との90・92年録音のブラームス。当コンビのひとつの到達点と言える響きにあふれています。第1番は第1楽章序奏の快速さや展開部の猛烈な盛り上がりがまさにヴァント。第2番は室内楽的でなく十分にシンフォニックでありながら、各楽器の音色が美しく組み合わされていく立体感に驚かされます。第3番は第2楽章がことのほか美しく、歌がどんどんとオーケストラに広がっていく様は聴いていて惚れ惚れ。第4番は殆ど壮絶の極みというところまで巨大化していくパッサカリア後半が凄まじいの一言。ALTUSリマスターの効果も抜群です。 ★北ドイツ放送響の首席奏者がソロをとった協奏曲はどれもモダン楽器の気品あふれる音色によるのびのびとした好演。難曲『ロンターノ』もさすがヴァントという指揮ぶりです。 収録情報 曲目・内容 ギュンター・ヴァント 不滅の名盤 北ドイツ放送響編I ブラームス:交響曲全集 他 SACDハイブリッド2タイトルセット (全4枚) 【PALTSA-017/8】 [Disc1] ・J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV 1041 ロラント・グロイッター (ヴァイオリン) ライヴ録音:1992年3月15-17日 (場所記載なし) ・ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品68 ライヴ録音:1990年2月14日/ケルン、フィルハーモニー [Disc2] ・ハイドン:オーボエ協奏曲 ハ長調 Hob.VIIg:C1 パウルス・ヴァン・デル・メルヴェ (オーボエ) ライヴ録音:1992年1月12-14日/ハンブルク、ムジークハレ ・ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 作品73 ライヴ録音:1992年11月29-30日、12月1日/ハンブルク、ムジークハレ 【PALTSA-019/20】 [Disc1] ・モーツァルト:フルート協奏曲第1番 ト長調 K. 313 ヴォルフガング・リッター (フルート) ライヴ録音:1988年12月/ハンブルク ・ブラームス:交響曲第3番 へ長調 作品90 ライヴ録音:1990年2月14日/ケルン、フィルハーモニー [Disc2] ・リゲティ:ロンターノ ライヴ録音:1987年/ハンブルク、ムジークハレ ・ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 作品98 ライヴ録音:1990年12月17日/ハンブルク、ムジークハレ アーティスト(演奏・出演) ギュンター・ヴァント (指揮) 北ドイツ放送交響楽団 ヴァント&北ドイツ放送響 ブラームス:交響曲全集 他 SACDハイブリッド2タイトルセット (全4枚) 11935 円
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★Profilレーベルのヴァントの名盤がSACDハイブリッド化!Altusレーベルがライセンスし、このハイブリッド盤のための最新リマスタリングを施して製品化。CD層・SACD層共にかつてないほどリアルな音質が追求されています。眼の醒めるようなヴァントの名演が、更なる鮮烈さを持って堂々の再登場!手兵・北ドイツ放送響編の最終章である今作はモーツァルトの作品集にシューマン、ストラヴィンスキー、ハイドンのピアノ協奏曲を組み合わせた珠玉の内容。ヴァントの神髄はブルックナーだけではありません! ★DISC1ではヴァントのモーツァルト演奏の極意が結晶化された名演を聴くことが出来ます。ロマンティックな情念の噴出とバッハ的な対位法の構築が高次元で結びつき、白熱しながらも理路整然たるモーツァルト40番は緊張感あふれる半音階の推進力に戦慄。ヴァントの愛奏曲である2曲のセレナーデも、愉しみのための音楽にして気宇壮大な拡がりと深まりを感じさせる稀有な大演奏。楽器やハーモニーのバランス、旋律の歌い方、細かなところまで彫琢された真の美しさに打たれます。 ★DISC2は名ピアニスト・オピッツ、マガロフとの共演。いずれも堂々とした佇まいで、含蓄ある円熟の名演。シューマンやハイドンではほとばしるピアノの喜びがオーケストラの懐の深い響きに抱かれて、実に温かく心に染み入ります。特にハイドンは当曲随一・絶品の美しさ!メカニックなネオ・バロックが炸裂するストラヴィンスキーでの鋭く明瞭で力強い進行もまたヴァントならでは。愉悦と気品を兼ね備えた協奏曲集、ヴァントの貫く音楽姿勢が見事に具現化された世界です。 ★「あるオーケストラが《完璧さ》を目ざしているというと、そのオーケストラの演奏は《冷たい》とか《平凡》だなどと考えがちです。あるいは《情熱的で》《あたたかみがある》などというと、すぐにその演奏は不正確なだらしのないものだと考えがちですが、こういう考えは慎まねばならないと思います。《完璧さ》と《情熱的な力》は結合されねばなりません。」—ギュンター・ヴァント 【曲目・内容】 ギュンター・ヴァント 不滅の名盤[15]〜北ドイツ放送交響楽団編 [Disc1] モーツァルト: 1. 交響曲第40番 ト短調 K.550 2. セレナーデ第6番 ニ長調《セレナータ・ノットゥルナ》K.239 3. セレナーデ第9番 ニ長調《ポストホルン》K.320 [Disc2] 4. シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54 5. ストラヴィンスキー:ピアノと管楽器のための協奏曲 6. ハイドン:ピアノ協奏曲第11番 ニ長調 Hob.XVIII-11 【アーティスト(演奏・出演)】 ゲルハルト・オピッツ( [Track4] ピアノ) ニキタ・マガロフ( [Track5.6] ピアノ) ギュンター・ヴァント(指揮) 北ドイツ放送交響楽団 【レコーディング】 録音:[Track1]1990年12月17日、[Track2]1990年5月、[Track3]1989年4月3日、[Track4]1993年3月21日、[Track5]1985年、[Track6]1985年12月2日 すべてハンブルク、ムジークハレにおけるライヴ録音 ギュンター・ヴァント 不滅の名盤[15]北ドイツ放送交響楽団編 モーツァルト作品集&ピアノ協奏曲集 6650 円
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アルヴィドとマリス、父子の名演聴き比べ! ショスタコ「革命」は両氏とも披露! 貴重なレニングラード・フィル来日公演 CD 4タイトルをお買い得価格でセット化 ★ALTUSからリリースされているヤンソンス父子とレニングラード・フィルの来日公演実況録音、4タイトルCD 5枚分をまとめたお買い得価格の数量限定セットです。単売のパッケージをそのままジュエルケースごと紙ケースに収納した仕様。ショスタコーヴィチの5番、ローエングリンの3幕前奏曲は両氏とも演奏しているので聴き比べ可能!お早めにどうぞ! ★父アルヴィドは、ムラヴィンスキーがキャンセルしたため代役で出演した1970年公演を収録。レニングラード・フィルがほとんど体で覚えてしまっているという作品を指揮しながらも、民族的要素とテクスチュア描出をバランスよく備えた感覚や、メリハリを利かせながらも格調高い表現が秀逸。ムラヴィンスキーの補佐を通して培った緻密なサウンド構築と濃厚な情念が一体となった、きわめて魅力的な演奏が聴けます。オケのハイテンションぶりも尋常ではなく、特に終楽章コーダなど無敵と言いたくなる凄まじい馬力に仰天。 ★息子マリスは、これまたムラヴィンスキーの代役で登壇し新時代の大名演となった86年の重厚プログラムと、サンクトペテルブルク・フィルに改称前の圧倒的にロシアな演奏を叩き出した89年、ふたつの公演を収録。ムラヴィンスキー仕込みのレニ・フィル鉄壁の響きと、マリスの美しく見通しの良い音楽性が真正面からせめぎ合う、手に汗握る稀有な名演!特有のあたたかみがありつつも、激烈ティンパニや壮絶アッチェレランドが凄まじい燃焼度。 ★父子ともスコア細部のこだわりに非常な説得力があり、フレージング処理に独自の色合いを添えてコントラストを生かす秘術が受け継がれています。クライバー父子と関連付けて論じたくなるような、クラシック・ファンの好奇心をくすぐる名演集です。 収録情報 曲目・内容 ヤンソンス親子 &レニングラード・フィル 来日ライヴ・コレクション 1.【ALT094】 ショスタコーヴィチ:交響曲第 5 番 ワーグナー:歌劇「ローエングリン」より第 3 幕への前奏曲 2.【ALT095】 チャイコフスキー:交響曲第 5 番、バレエ音楽「白鳥の湖」より第2幕『情景』 3.【ALT443/4】(2CD) チャイコフスキー:交響曲第 4 番 ショスタコーヴィチ:交響曲第 5 番 4.【ALT445】 ワーグナー: 楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』 第 1 幕への前奏曲 ベルリオーズ:幻想交響曲 シベリウス:悲しきワルツ ワーグナー:歌劇「ローエングリン」から第 3 幕への前奏曲 アーティスト(演奏・出演) (1,2) アルヴィド・ヤンソンス (指揮) (3,4) マリス・ヤンソンス (指揮) レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団 レコーディング ライヴ録音: (1,2) 1970年7月1日/大阪フェスティバルホール、(3) 1986年10月19日/サントリーホール、(4) 1989年10月25日/Bunkamura オーチャードホール ヤンソンス親子&レニングラード・フィル 来日ライヴ・コレクション 8272 円
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★Profilレーベルのヴァントの名盤がSACDハイブリッド化!Altusレーベルがライセンスし、このハイブリッド盤のための最新リマスタリングを施して製品化。CD層・SACD層共にかつてないほどリアルな音質が追求されています。 ★ヴァントの手兵にして最強コンビである、北ドイツ放送響とのシリーズが始まります。まずは90・92年録音のブラームス4曲を2タイトル分売!BMGのセッション盤(82-85年)とライヴ盤(95-97年)、2つの全集の中間に位置する、発売時大きな話題となった音源です。91年に北ドイツ放送響の首席指揮者を退いたヴァント、その後もオーケストラと良好な関係は続き多くの名演を聴かせましたが、この時代は当コンビのひとつの到達点と言える響きを持っています。ヴァントの意図を完璧に汲み取り見事な反応で応えるオーケストラに痺れる、素晴らしい名演揃いです。 ★第1番は第1楽章序奏の快速さや展開部の猛烈な盛り上がりがまさにヴァント。そして第2楽章では一転して抑制美の世界となり、木管やヴァイオリンのソロでの繊細な弱音が感動的です。第4楽章の巧みなテンポ変化はこのコンビならではの以心伝心で、柔らかく大きなホルン主題から大白熱のコーダまで、表現を両極に振り切った、実に思い切った演奏が盤石の響きのもと展開されます。 ★第2番は第1楽章の立体感に驚かされます。ゆったりと雄大、室内楽的でなく十分にシンフォニックでありながら、各楽器の音色が美しく組み合わされていく空間が実に心地よいです。息の長いホルン・ソロも必聴。第4楽章は再現部第2主題の歌いっぷりの幸福感、細かなフレージングをピタッと揃える阿吽の呼吸、ここぞというところで強烈な雄叫びを上げるトランペットなど、全力かつ万全の展開に打たれます。 ★カップリングには北ドイツ放送響の首席奏者がソロをとった協奏曲を収録。モダン楽器の気品あふれる音色による、今ではなかなか聴けないバッハとハイドンです。ヴァントのソリストへの信頼感が手に取るように分かり、オーケストラも伸び伸びと演奏した、深呼吸したくなるような好演。ブラームスとセットでぜひお楽しみください。また解説書には指揮者・坂入健司郎氏による書き下ろし原稿を掲載しています。 【曲目・内容】 ギュンター・ヴァント 不滅の名盤[9]〜北ドイツ放送交響楽団編 [Disc1] 1. J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV 1041 2. ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品68 [Disc2] 3. ハイドン:オーボエ協奏曲 ハ長調 Hob. VIIg: C1 4. ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 作品73 【アーティスト(演奏・出演)】 ロラント・グロイッター(ヴァイオリン [track-1]) パウルス・ヴァン・デル・メルヴェ(オーボエ [track-3]) ギュンター・ヴァント(指揮) 北ドイツ放送交響楽団 【レコーディング】 ライヴ録音: [track-1] 1992年3月15-17日(場所記載なし) [track-2] 1990年2月14日/ケルン、フィルハーモニー [track-3] 1992年1月12-14日/ハンブルク、ムジークハレ [track-4] 1992年11月29-30日、12月1日/ハンブルク、ムジークハレ ギュンター・ヴァント 不滅の名盤[9]北ドイツ放送交響楽団編 ブラームス:交響曲第1番・第2番、J.S.バッハ、ハイドン 6226 円
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イギリスを代表するバリトン、クリストファー・パーヴス ★キングス・カレッジの卒業生にして英国が世界に誇るバリトン、クリストファー・パーヴスが、英国屈指のピアニスト、サイモン・レッパーと共演した、当レーベル初の歌曲アルバムの登場。R.シュトラウス、シューベルト、プフィッツナー、マーラーの歌曲が、オペラ界でも活躍するパーヴスのドラマチックな演奏で響き渡ります。バッハ、アイスラー、ワイルの作品が、アコーディオン、サックス、ギター、フルート、コントラバスと編成で演奏されており、聴きごたえがあります。 ★クリストファー・パーヴス (バリトン) は、キングス・カレッジの聖歌隊で音楽を学び、その後ロック・グループHarvey and the Wallbangersのメンバーとしても活躍。オペラ歌手としても活躍しており、バイエルン国立歌劇場でボルストロード (ピーター・グライムズ) 、ロイヤル・オペラ・ハウス等でファルスタッフ (ファルスタッフ) 、グラインドボーン音楽祭でゴロー (ペレアスとメリザンド) 、チューリヒ歌劇場のリング・サイクルでアルベリヒを歌うなど、各地の歌劇場に登場し、その歌唱と存在感で聴衆を魅了しています。また、グレの歌 (ラトル指揮LSO) など、演奏会でも活躍しています。 収録情報 曲目・内容 MY SOUL, WHAT FEAR YOU? わが魂よ、何をおそれているのか? R.シュトラウス : 〈見出されたもの〉、〈おくれたボートで〉 (《6つの歌》 op.56より) 、〈夜の逍遥〉 (《3つの歌》op.29より) ハンス・プフィッツナー : 〈牢獄のフス〉 (《4つの歌》op.32より) J.S.バッハ : カンタータ第82番 BWV 82より第1番アリア「われは満ちたれり」 シューベルト : 〈勝利〉D 805、〈墓堀人の歌〉D 44、〈人間の限界〉 D 716 シューマン : 〈宝を掘る人〉、〈春の旅路〉 (《ロマンスとバラード》第1集 op.45より) ハンス・アイスラー : 〈カリフォルニアの秋〉〈小さなラジオに〉〈ヘルダーリン=フラグメント〉 (《ハリウッド・ソングブック集》より) マーラー : 〈少年鼓手〉 (《子供の魔法の角笛》) クルト・ワイル : ベルリン・レクイエムより〈未知の兵士に関する第2の報告 : 私が話したことすべて〉 アーティスト(演奏・出演) クリストファー・パーヴス (バリトン) サイモン・レッパー (ピアノ) ミロシュ・ミリオイエヴィチ (アコーディオン) サラ・フィールド (サックス) ルーシー・ショウ (コントラバス) リリー・ヴァーノン=パーヴス (フルート) ラファエル・オニエット (ギター) レコーディング 録音 : 2922年2月21-23日、聖ヨハネ福音教会、オックスフォード わが魂よ、何をおそれているのか? 2563 円
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すべてリピートで演奏!鬼才マンゼ×NDRフィルによるモーツァルトの交響曲第38番「プラハ」&39番 ★もともと高名なバロック・ヴァイオリンとして知られているアンドルー・マンゼ。近年は指揮者としての活躍も目覚ましく、2014年から首席指揮者を務めているハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団との積極的な演奏会および録音が続いており、PENTATONEレーベルからリリースしているメンデルスゾーンの交響曲全曲録音、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」&第7番(KKC-6207 / PTC-5186814)は各誌で高い評価を得ました。★当アルバムはモーツァルトの交響曲第2弾で第38番「プラハ」、第39番を収録。前作、第40番&41番「ジュピター」(KKC-6129 / PTC-5186757)でも聴かれたHIP奏法を踏襲しつつマンゼらしい細やかな表情と絶妙なテンポ設定で聴き手を魅了します。弦楽器の美しさとティンパニのメリハリの利いた打音で輪郭のハッキリとしたモーツァルトを展開。前作同様マンゼはすべてリピートで演奏しており、モーツァルトの野心的な面を表現しながらも独特な緊迫感を持って音楽を構築しており、同団との厚い信頼関係とともに「マンゼ節」で聴かせます。当ディスクはCD仕様となります。 収録情報 曲目・内容 モーツァルト:1. 交響曲第38番 ニ長調 K.504「プラハ」( I .18'29+ II .12'13+ III .8'13=27'55)2. 交響曲第39番 変ホ長調 K.543( I .10'51+ II .8'15+ III .4'40+ IV .8'27=32'13) アーティスト(演奏・出演) アンドルー・マンゼ(指揮)ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団 レコーディング 録音:2021年3月13-18日/NDRハノーファー、放送局スタジオ大ホール モーツァルト:交響曲第38番「プラハ」&第39番 2860 円
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佐藤俊介によるモーツァルトの協奏曲も収録 OLCが贈る新たな驚きと歓び! ★オーケストラ・リベラ・クラシカ第32回定期のライヴ録音。今最も活躍する若手ヴァイオリニスト佐藤俊介をむかえたモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第1番、ハイドンの交響曲第67番、そしてベートーヴェンの交響曲第4番という演目です。★モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第1番はモーツァルトの全協奏曲中、最初に書かれたもので、明るさと色彩感に富む作品です。佐藤俊介のきらめくような美音がこの作品の素晴らしさを一層引き立てます。ハイドン、ベートーヴェンも快演です! 収録情報 曲目・内容 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第1番 変ロ長調K.207ハイドン:交響曲第67番 へ長調Hob.I-67ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調Op.60 アーティスト(演奏・出演) 佐藤俊介(ヴァイオリン)鈴木秀美(指揮)オーケストラ・リベラ・クラシカ レコーディング ライヴ録音:2013年10月19日、上野学園 石橋メモリアルホール オーケストラ・リベラ・クラシカ第32回定期演奏会 3069 円
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サヴァール、モーツァルトの後期三大交響曲を録音!! ★巨匠サヴァールが、モーツァルト後期三大交響曲を録音しました!古楽界を半世紀近くにわたって牽引しつづけ、その演奏(楽器・指揮)そのものの素晴らしさのほか、計り知れない知識と歴史に対する洞察で他の追随を許さないジョルディ・サヴァール。この三作品でもサヴァールだからこそ為し得た境地の演奏が展開されています。★モーツァルトの後期三大交響曲、特に第41番の最終楽章は、それまでの気軽な娯楽としての「交響曲」、ほかのオペラや協奏曲といった形式などと区切るための「交響曲」というジャンルへの告別となったといわれています。モーツァルト以降、「交響曲」は、音楽的な宇宙の中心に位置するシリアスな作品としてのジャンルへと歩み出すことになります。そうした意味でも、当盤のタイトル「Le testament symphonique〜Symphonies 39, 40 & 41〜交響曲による遺言〜交響曲第39, 40 & 41番」はまさしく、といったものといえるでしょう。モーツァルトは、後期三大交響曲と呼ばれることとなる第39番を1788年6月26日、第40番を1788年7月25日、第41番を1788年8月10日という比較的短い期間に完成させています。サヴァールはこの3作品の関連性を重視し、40番をdisc2の冒頭にも入れています(disc1と同演奏)。ル・コンセール・デ・ナシオンはこれら3作を最高の状態で響かせています。41番の終楽章の終盤、コーダにかけての響きはこの世のものとは思えません。サヴァールのモーツァルト後期三大交響曲、大注目です! 収録情報 曲目・内容 [CD1]モーツァルト:1. 交響曲第39番 変ホ長調 KV 543 (1788)2. 交響曲第40番 ト短調 KV550 (1788)[CD2]モーツァルト:1. 交響曲第40番 ト短調 KV 550 (1788)2. 交響曲第41番 ハ長調 K 551 (1788) アーティスト(演奏・出演) ジョルディ・サヴァール(指揮)ル・コンセール・デ・ナシオン レコーディング 録音:2017年6月19-22日、2018年6月6-8日、スペイン Le testament symphonique~Symphonies 39, 40 & 41~交響曲による遺言~交響曲第39, 40 & 41番 3443 円
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サヴァール、モーツァルトの後期三大交響曲を録音!! ★巨匠サヴァールが、モーツァルト後期三大交響曲を録音しました!古楽界を半世紀近くにわたって牽引しつづけ、その演奏(楽器・指揮)そのものの素晴らしさのほか、計り知れない知識と歴史に対する洞察で他の追随を許さないジョルディ・サヴァール。この三作品でもサヴァールだからこそ為し得た境地の演奏が展開されています。★モーツァルトの後期三大交響曲、特に第41番の最終楽章は、それまでの気軽な娯楽としての「交響曲」、ほかのオペラや協奏曲といった形式などと区切るための「交響曲」というジャンルへの告別となったといわれています。モーツァルト以降、「交響曲」は、音楽的な宇宙の中心に位置するシリアスな作品としてのジャンルへと歩み出すことになります。そうした意味でも、当盤のタイトル「Le testament symphonique〜Symphonies 39, 40 & 41〜交響曲による遺言〜交響曲第39, 40 & 41番」はまさしく、といったものといえるでしょう。モーツァルトは、後期三大交響曲と呼ばれることとなる第39番を1788年6月26日、第40番を1788年7月25日、第41番を1788年8月10日という比較的短い期間に完成させています。サヴァールはこの3作品の関連性を重視し、40番をdisc2の冒頭にも入れています(disc1と同演奏)。ル・コンセール・デ・ナシオンはこれら3作を最高の状態で響かせています。41番の終楽章の終盤、コーダにかけての響きはこの世のものとは思えません。サヴァールのモーツァルト後期三大交響曲、大注目です! 収録情報 曲目・内容 [CD1]モーツァルト:1. 交響曲第39番 変ホ長調 KV 543 (1788)2. 交響曲第40番 ト短調 KV550 (1788)[CD2]モーツァルト:1. 交響曲第40番 ト短調 KV 550 (1788)2. 交響曲第41番 ハ長調 K 551 (1788) アーティスト(演奏・出演) ジョルディ・サヴァール(指揮)ル・コンセール・デ・ナシオン レコーディング 録音:2017年6月19-22日、2018年6月6-8日、スペイン Le testament symphonique~Symphonies 39, 40 & 41~交響曲による遺言~交響曲第39, 40 & 41番 3443 円
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