明治までの古式球磨焼酎を復活。 明治時代の確かな文献をもとに、当時の製法を可能な限り忠実に再現して、現代によみがえらせた明治の球磨焼酎です。 それは室町時代から明治時代までに続いた造りによる球磨焼酎の原点となる味わい。 原料はすべて玄米。そこに黄麹を育て、日本の酒造りのルーツといわえるどんぶり仕込み。そして蒸留は兜釜蒸留。古い造りではあっても香りは芳醇で上品な甘さが感じられる味わい。 これはひたすら深い味わいにこだわり続けた先人たちの知恵と情熱が込められた焼酎です。 美味しい以上の価値観を求める蔵。 大和一酒造元。 美味しい焼酎はどこにでもある。美味しい焼酎をつくる努力もあたり前。他にはない価値観を求めて辿りついた大和一酒造元のこだわりが「全工程に温泉水を利用すること」。 敷地内には温泉水が豊富に溢れ、この温泉水を使って造り上げる焼酎はアルカリ性で人体のPHと同じものです。これは飲む人への体への負担が少なく済むことから飲む人の健康を願って生まれた蔵元のこだわりの一つです。 蔵の中と玄関には温泉水が湧いています。 大和一の社長は元、歴史の先生をされていました経歴をお持ちで 球磨焼酎の歴史をまとめられた本を出されています。 歴史を調べて行くうちに明治の文化人が球磨焼酎を高く評価している記述を発見! 「飲んでみたい。味わってみたい」 そこから始まる探究心!! 試験管レベルからの実験、そして古い木桶の修理、当時と同じ兜釜蒸留器の復元。 文献を可能な限り忠実に再現。・・・そしてついに形になりました。 気が遠くなりそうな道のりを経て生まれた「明治波濤歌」。 明治の兜釜蒸留は現在より数十倍もの手間がかかるそうです。 面倒な造り方であっても生み出される焼酎はとても甘く、深く濃い味わい! 明治の蔵人たちがこだわった思いも良くわかります。 明治時代の球磨焼酎を一度は口にしてみたいですよね!! 出典:大和一酒造元「明治波濤歌」ホームページより