曲目・内容エドワード・エルガー(1857-1934)1-4.チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85(1919)I. Adagio - ModeratoII. Lento - Allegro moltoIII. AdagioIV. Allegro - Moderato - Allegro ma non troppoフランク・ブリッジ(1879-1941)5-12.悲歌的協奏曲「祈り」(1930)アーティスト(演奏・出演)ガブリエル・シュヴァーベ(チェロ)ウィーン放送交響楽団クリストファー・ウォード指揮【ガブリエル・シュヴァーベ】ベルリンに生まれ、ベルリン芸術大学とクロンベルク・アカデミーで学び、ヤーノシュ・シュタルケル、ゲイリー・ホフマン、ギドン・クレーメルらの薫陶を受けた。 2009年にピエール・フルニエ・アウォードを受賞。 リサイタル、室内楽、協奏曲のソリストとして、ドイツを中心にヨーロッパで広く活躍している。 レコーディング2020年12月16-18日Grosser Sendesaal, ORF Radiokulturhausウィーン(オーストリア)商品番号:8.574320エルガー(1857-1934)/ブリッジ(1879-1941):チェロ協奏曲 [ガブリエル・シュヴァーベ(チェロ)/ウィーン放送交響楽団/クリストファー・ウォード(指揮)] ELGAR, E.: Cello Concerto / BRIDGE, F.: Oration (G. Schwabe, ORF Vienna Radio Symphony, C. Ward)CD 発売日:2021年11月26日 NMLアルバム番号:8.574320 NAXOS[8.574...]このアルバムに収録された2曲のチェロ協奏曲には、第一次世界大戦が暗い影を落としています。 エルガーのチェロ協奏曲は1918年春に着想されますが、エルガーの健康状態の悪化もあって作曲が中断。 構想を練り直し同年8月に完成しました。 曲にはエルガーが第一次世界大戦から受けた悲劇的でメランコリックな印象が反映しています。 翌1919年10月に、フランク・ブリッジの薫陶を受けたフェリックス・サモンドのソロ、エルガーの指揮で行われた初演は好評を得ることはできませんでしたが、その後、ビアトリス・ハリスンやジャクリーヌ・デ・プレらの演奏によって、そのドラマティックな曲調が評価されて人気を獲得し、現代ではチェロ協奏曲というジャンルの代表作の一つと評価されています。 かたやブリッジの悲歌的協奏曲「祈り」は第一次世界大戦終結後に犠牲者を悼んで書かれた音楽。 切れ目なく演奏される30分ほどの単一楽章の作品で、ゆったりとしたテンポと瞑想に誘うような静けさを基調とし、途中で戦争を思わせる激しいフレーズが挿入されています。 名手ガブリエル・シュヴァーベは揺るぎないテクニックと振幅の大きな感情表現で、2作を思う存分弾ききっています。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)エルガーブリッジ関連商品リンク国内仕様盤NYCX-10265 エルガー/ブリッジ: チェロ協奏曲 ガブリエル・シュヴァーベ(チェロ) 1,900 ~
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曲目・内容セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943)Disc 11-3.ピアノ協奏曲 第1番 嬰へ短調 Op.14-6.ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18Disc 21-3.ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 Op.304-6.ピアノ協奏曲 第4番 ト短調 Op.40Disc 31-7.パガニーニの主題による狂詩曲 Op.438.前奏曲 嬰へ短調 Op.23-19.前奏曲 嬰ト短調 Op.32-1210.前奏曲 ト長調 Op.32-511.前奏曲 変ロ長調 Op.23-212.交響曲 ニ短調 「ユース・シンフォニー」アーティスト(演奏・出演)アンナ・フェドロヴァ(ピアノ) … CD 3 Tr.12を除くザンクト・ガレン交響楽団モデスタス・ピトレナス指揮 … CD 3 Tr.8-11を除くレコーディング2019年11月2021年11月2022年11月トーンハレ・シアター、ザンクト・ガレン、スイスその他の仕様など収録時間: 193分(67分/76分/50分)商品番号:CCSBOX7723ラフマニノフ(1873-1943):ピアノ協奏曲 全集前奏曲集/ユース・シンフォニー[3枚組 BOX] [アンナ・フェドロヴァ、モデスタス・ピトレナス、ザンクト・ガレン交響楽団]CD 3枚組 発売日:2023年10月13日 Channel Classics2023年は生誕150年没後80年、フェドロヴァによるラフマニノフがBOX化!ウクライナのキーウ出身、2009年のルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールでの優勝を始め、オランダを中心に世界的に活躍し数度の来日公演でも素晴らしい演奏を聴かせているアンナ・フェドロヴァ。 彼女が完成させたラフマニノフのピアノ協奏曲全集がBOXで登場します。 フェドロヴァのラフマニノフといえば、YouTubeにアップされている2013年9月アムステルダム・コンセルトヘボウでの協奏曲第2番のライヴ映像が、10年間で4000万回近く再生されているというから驚きです。 今回の一連の録音では比較的ゆったりとしたテンポを取っており、表情をダイナミックに付けていくピアノと大きくうねるようなオーケストラとの絡みが、作品の持つ叙情性と力強さを十二分に引き出しています。 2023年現在、ロシアの侵攻による母国の現状に深く心を痛めるフェドロヴァは「今は多くの人がロシア音楽の演奏を控えようとしていますが、ラフマニノフを演奏することは私にとって重要なのです。 それはその音楽が美しさと力強さ、感動に満ちたものであるとともに、彼自身がロシアという国家に圧力を受けた被害者であったからです」と語ります。 セット化にあたり組替えが行われており、第1番からパガニーニ狂詩曲までが作曲順に収められているのも嬉しいところ。 組み合わせて収録されていた前奏曲と「ユース・シンフォニー」も収録されておりますが、第3番と一緒に収録されていたシルヴェストロフの「使者」は、今回収録されておりません。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ラフマニノフ ラフマニノフ: ピアノ協奏曲 全集/アンナ・フェドロヴァ、モデスタス・ピトレナス [3CD] 4,425 ~
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曲目・内容1.序曲「ベッカス・ザ・ダンディプラット」 Op.5 2.ジョン・フィールドの主題による幻想曲 Op.116 3-5.2 台3 手のピアノのための協奏曲 Op.104 I. Allegro moderatoII. Andante con motoIII. Allegro6-8.2 台のピアノのための協奏曲 Op.32 I. AllegroII. LarghettoIII. Vivaceアーティスト(演奏・出演)フィリップ・デイソン(ピアノ)ケヴィン・サージェント(ピアノ)エサ・ヘイッキラ指揮 アルスター管弦楽団商品番号:8.570531アーノルド(1921-2006):2台3手のピアノのための協奏曲2台のピアノのための協奏曲 他 [アルスター管/ヘイッキラ] ARNOLD: Concerto for 2 Pianos 3 Hands / Concerto for Piano DuetCD ■協奏曲発売日:2008年01月16日 NMLアルバム番号:8.570531 NAXOS[8.570...]これぞアーノルドの本領発揮! 豪快でロマンティックでノリノリ。 こんなの聴いたことありますか?マルコム・アーノルドと言えば、豪快なオーケストラ・サウンドやユーモアのある音楽センスが有名な音楽家です。 このアルバムはそのどちらの側面も楽しめる嬉しい1枚でございます。 豪快さでいえば「ベッカス〜」序曲。 楽しさで言えばピアノ協奏曲。 こちらは夫婦デュオのために書かれた愛情あるプレゼントです。 ほのかに見え隠れするジャジーな味わいがたまりません。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)アーノルド アーノルド:序曲「ベッカス・ザ・ダンディプラット」/ジョン・フィールドの主題による幻想曲/2台3手のピアノのための協奏曲/2台のピアノのための協奏曲 1,900 ~
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曲目・内容エドゥアルド・フランク(1817-1893)●ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 Op. 13●ピアノ協奏曲 第2番 ハ長調[世界初録音]アーティスト(演奏・出演)ゲオルク・ミヒャエル・グラウ(ピアノ)ファウジ・ヘイモア指揮ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団レコーディング2018年5月30日-6月2日Studio der Württembergischen PhilharmonieReutlingen(ドイツ)商品番号:555320エドゥアルド・フランク(1817-1893):ピアノ協奏曲 第1番&第2番 [ゲオルク・ミヒャエル・グラウ(ピアノ)/ファウジ・ヘイモア(指揮)/ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団]CD 発売日:2021年03月26日 CPO19世紀当時、プロイセン、シレジアのブレスラフに生まれたエドゥアルド・フランク。 裕福な家に生まれた彼は、幼い頃からドイツの著名人らと交流を持ち、とりわけメンデルスゾーンからは私的な指導を受けることができ、強い影響を受けました。 1845年から1851年にケルンに拠点を移した後、ケルン音楽院で教鞭を執り、教育者として高く評価されましたが、容易に作品の出版を承認しなかったため、作曲家としての高い名声を獲得することができませんでした。 このアルバムに収録された2曲のピアノ協奏曲の中で、第1番は、1849年頃に作曲された彼の初の大規模なオーケストラ作品であり、嵐を思わせる激しい主題が印象的です。 第2番は手稿譜のみが残された1879年の作品で、このアルバムが初録音となります。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)E.フランク エドゥアルド・フランク: ピアノ協奏曲第1番&第2番 2,475 ~
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曲目・内容アストル・ピアソラ(1921-1992)1-3.アコンカグア - バンドネオン、弦楽とティンパニのための協奏曲Allegro marcatoModeratoPresto4.タンガーソ「ブエノスアイレス変奏曲」5.オブビリオン(忘却)6.メディタンゴ7.アディオス・ノニーノ8.バンドネオン9.シータアーティスト(演奏・出演)チェーザレ・キアッキアレッタ(バンドネオン)イグナシオ・セバリョス・マルティン(ティンパニ) … 1-3カラブリア・フィルハーモニー管弦楽団 … 1-7フィリッポ・アルリア(指揮 … 1-7)(ピアノ … 8-9)レコーディング2021年9月9-12日Colonia S. Benedetto, Cetraro(イタリア)その他の仕様など総収録時間: 61分商品番号:CDS-7985ピアソラ(1921-1992):作品集アコンカグア/オブリビオンアディオス・ノニーノタンガーソ「ブエノスアイレス変奏曲」 他 [チェーザレ・キアッキアレッタ(バンドネオン)/イグナシオ・セバーリョス・マルティン(ティンパニ)/フィリッポ・アルリア(指揮・ピアノ)/カラブリア・フィルハーモニー管弦楽団] PIAZZOLLA, A.: Aconcagua / Oblivion / Adiós Nonino / Tangazo (Chiacchiaretta, Orchestra Filarmonica della Calabria, Arlia)CD 発売日:2023年07月28日 NMLアルバム番号:CDS7985 DYNAMICピアソラ作品の演奏で高く評価されるイタリア、キエーティ出身のバンドネオン奏者チェーザレ・キアッキアレッタ。 このアルバムでもバンドネオンと弦楽のための協奏曲「アコンカグア」を中心に「オブビリオン」や「アディオス・ノニーノ」など全7曲のピアソラ作品を惜しみない情熱をもって演奏しています。 バンドネオンならではの随所に溢れる哀愁に満ちた響きをご堪能ください。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ピアソラ ピアソラ:作品集/チェーザレ・キアッキアレッタ 2,325 ~
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曲目・内容Disc 11-3.鍵盤楽器と弦楽のための協奏曲 第1番 ニ短調 BWV 1052I. AllegroII. AdagioIII. Allegroコロリオフ(ピアノ)4-6.2台の鍵盤楽器と弦楽のための協奏曲 ハ短調 BWV 1060I. AllegroII. AdagioIII. Allegroハジ=ゲオルギエヴァ(ピアノ1)、コロリオフ(ピアノ2)7-9.鍵盤楽器と弦楽のための協奏曲 第7番 ト短調 BWV 1058I. (Allegro)II. AndanteIII. Allegro assaiコロリオフ(ピアノ)10-12.2台の鍵盤楽器と弦楽のための協奏曲 ハ短調 BWV 1062I. (Allegro)II. Andante e pianoIII. Allegro assaiハジ=ゲオルギエヴァ(ピアノ1)、ヴィニツカヤ(ピアノ2)13-15.3台の鍵盤楽器と弦楽のための協奏曲 ハ長調 BWV 1064I. -II. AdagioIII. Allegroコロリオフ(ピアノ1)、ヴィニツカヤ(ピアノ2)、ハジ=ゲオルギエヴァ(ピアノ3)Disc 21-3.鍵盤楽器と弦楽のための協奏曲 第4番 イ長調 BWV 1055I. Allegro moderatoII. LarghettoIII. Allegro ma non tantoヴィニツカヤ(ピアノ)4-6.鍵盤楽器と弦楽のための協奏曲 第5番 ヘ短調 BWV 1056I. Allegro moderatoII. LargoIII. Prestoヴィニツカヤ(ピアノ)7-9.2台の鍵盤楽器と弦楽のための協奏曲 ハ長調 BWV 1061I. [Allegro]II. AdagioIII. Fugaコロリオフ(ピアノ1)、ヴィニツカヤ(ピアノ2)10-12.3台の鍵盤楽器と弦楽のための協奏曲 ニ短調 BWV 1063I. AllegroII. Alla sicilianaIII. Allegroコロリオフ(ピアノ1)、ハジ=ゲオルギエヴァ(ピアノ2)、ヴィニツカヤ(ピアノ3)13-15.4台の鍵盤楽器と弦楽のための協奏曲 イ短調 BWV 1065(ヘニング・フォーグラーによる3台ピアノへの編曲)I. AllegroII. LargoIII. Allegroコロリオフ(ピアノ1)、ヴィニツカヤ(ピアノ2)、ハジ=ゲオルギエヴァ(ピアノ3)アーティスト(演奏・出演)エフゲニー・コロリオフ(ピアノ)アンナ・ヴィニツカヤ(ピアノ)リュプカ・ハジ=ゲオルギエヴァ(ピアノ)カンマーアカデミー・ポツダムレコーディング2018年4月イエス・キリスト教会、ベルリン商品番号:ALPHA446J.S.バッハ(1685-1750):鍵盤楽器と弦楽のための協奏曲集第1番・第4番・第5番2台・3台・4台(3台への編曲版) [エフゲニー・コロリオフ/アンナ・ヴィニツカヤ/リュプカ・ハジ=ゲオルギエヴァ/カンマーアカデミー・ポツダム] BACH, J.S.: Piano Concertos, BWV 1052, 1055, 1056, 1058, 1060, 1061, 1063, 1064 (Koroliov, Vinnitskaya, Hadzi-Georgieva, Kammerakademie Potsdam)CD 2枚組 発売日:2019年04月26日 NMLアルバム番号:ALPHA446 Alpha Classics話題のピアニスト、ヴィニツカヤの新作は、師コロリオフ夫妻とのバッハ!洗練された解釈と思慮深い語り口で人々を魅了するピアニスト、コロリオフと、夫婦デュオでの録音も多い妻のハジ=ゲオルギエヴァ、そしてハンブルクでコロリオフに師事したヴィニツカヤという、3人のピアニストによるバッハの協奏曲集。 バッハのスペシャリストと目されているコロリオフですが、その彼にバッハ演奏を認められているヴィニツカヤの参加は嬉しいところです。 早すぎず遅すぎず、軽快ながらも心地良い重みを伴うテンポ感覚は、幅広い世代の共演ならではの懐の深い解釈といえるでしょう。 小編成でのアプローチと的確なテンポ、明確なフレージングにより、3台のモダン・ピアノが絡んでも見通しの良い音楽が展開されていくのはさすがです。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)J.S.バッハ J.S.バッハ:ピアノ協奏曲集 2,850 ~
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曲目・内容●チェロ・ソナタ 第3番 ホ短調 Op.87●チェロとピアノのための「Elohenu - 神々」(ヘブライ語聖書の歌)●チェロ・ソナタ 第2番 ホ短調 Op.79●チェロとピアノのための「アンダンテ」Op.64b●チェロ・ソナタ 第1番 ニ短調 Op.12アーティスト(演奏・出演)アンドレアス・ヒュルスホフ(チェロ)オリヴァー・トレンドル(ピアノ)レコーディング2016年2月29日-3月2日SWR-Studio Kaiserslautern商品番号:555054ゲルンスハイム(1839-1916):チェロとピアノのための作品集 [ヒュルスホフ/トリンドル] GERNSHEIM, F.: Cello Sonatas (Complete) (Hülshoff, Triendl)CD 発売日:2018年05月25日 NMLアルバム番号:555054-2 CPOユダヤ系ドイツ人の作曲家ゲルンスハイムが残したチェロのための作品全集。 最初の作品である「チェロ・ソナタ第1番」から彼の死の2年前に書かれた「チェロ・ソナタ第3番」に至るまでに、およそ50年の年月を経ており、それは彼の創作活動のほぼ全般に渡っています。 初期の作品には明らかにメンデルスゾーンの影響が見られますが、少しずつ独自の作風を獲得していく様子も感じられます。 チェロを演奏するヒュルスホフは、以前、ゲルンスハイムのチェロ協奏曲を初演するなど、ゲルンスハイム作品に深い理解を抱いており、このソナタ集でも共感溢れる演奏を披露しています。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ゲルンスハイム ゲルンスハイム:チェロとピアノのための作品集 1,800 ~
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曲目・内容このシリーズは録音も魅力的。 デッカ・サウンドの継承者ニール・ハッチンソン(グラミー賞4回受賞)と、歌手でプロ・カンツィオーネ・アンティカの音楽監督も務めたエイドリアン・ピーコックのコンビは、4/3/2/2/1の弦と管楽器とのアンサンブルが生み出す透明度の高いテクスチャーと、この編成ならではの繊細さとダイナミズムを見事にとらえています。 今回も64ページのブックレット(英語のみ)に、曲目解説と演奏者のプロフィールに加え、使用楽器の詳細や、AAM楽団員へのインタビュー、録音プロデューサーの回想等を掲載し、充実した内容となっています。 ジャケットにはこのシリーズ共通で、AAMの創設者ホグウッドが愛好したパウル・クレーの絵が使われています。 ※国内仕様盤には大津聡氏による日本語解説が付属します。 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)1-3.ピアノ協奏曲 第7番 ヘ長調 K.242 - 2台のピアノと管弦楽のための4.ピアノ、ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲楽章 ニ長調 K.Anh56 (315f)- 補筆完成:ロバート・レヴィン5-7.ピアノ協奏曲 第10番 変ホ長調 K.365 - 2台のピアノと管弦楽のための使用楽器フォルテピアノ:アウグスブルクのアントン・シュタイン1786年製作をモデルとするベルギーのクリス・マーネの再現楽器。 2016年製作及び2021年製作。 ヴァイオリン:ミラノのジョヴァンニ・グランチーノ1703年製作のオリジナル楽器。 今後の予定(AAMの資料による) 2024年冬〜春 K.238、K.246、K.242a3 2024年夏 K.503、K.505、K.595アーティスト(演奏・出演)ロバート・レヴィン(フォルテピアノ) … 1-7ヤ=フェイ・チュアン(フォルテピアノ) … 1-3、5-7ボヤン・チチッチ(ヴァイオリン) … 4ローレンス・カミングズ指揮アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック ボヤン・チチッチ(リーダー)レコーディング2022年7月5-10日 ロンドン、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会その他の仕様など総収録時間: 61分商品番号:NYCX-10436モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲 第7番&第10番 他 [ロバート・レヴィン(フォルテピアノ)/ヤ=フェイ・チュアン(フォルテピアノ)/ボヤン・チチッチ(ヴァイオリン)/ローレンス・カミングズ(指揮)/アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック]CD国内仕様 日本語解説付き 発売日:2023年11月10日 AAM Records長い中断の後、2023年春にレーベルを変えて突如再開したレヴィン&AAMによるモーツァルト:ピアノ協奏曲の全曲録音。 第3集は複数楽器のための協奏曲がテーマで、2台ピアノのための協奏曲2篇に加え、レヴィンが補筆完成した協奏曲楽章を収録しています(K.242は3台ピアノ用の協奏曲をモーツァルトが2台ピアノ用に編曲したもの)。 2台ピアノのための協奏曲ではロバート・レヴィンとヤ=フェイ・チュアンの夫妻が息の合ったダイナミックな演奏を聴かせます。 チュアンはブレンデルが高く評価しており、レヴィンとのデュオでは古典派から現代に至るレパートリーをピリオド楽器とモダン楽器で演奏、録音でもグリーグ、デュティユー、それにレーガーによるワーグナー作品の編曲などがあります。 ここではモーツァルト=レヴィンのスタイルによる音の会話を楽しませてくれます。 ピアノ、ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲楽章は1778年のマンハイム滞在中に協奏曲の第1楽章として構想されたとされるもの。 かつてモーツァルト研究の大家アルフレート・アインシュタインは「これが未完に終わったことはモーツァルトの芸術にとって最大の損失」と語ったそうです。 120小節が遺されていますが、ファンファーレ風の最初のトゥッティこそ完全にオーケストレーションがなされているものの、ソロ楽器(モーツァルトの自筆譜では「チェンバロとヴァイオリン」。 チェンバロは当時、鍵盤楽器全般の呼称でもありました)の登場後のオーケストラは、第1ヴァイオリンと低音パートしか書かれていません。 レヴィンはここでも、モーツァルトの語法に則った、明るく躍動感のある楽章に仕上げています。 (曲目・内容欄に続く)作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)モーツァルト関連商品リンク輸入盤AAM-43第21番&第24番NYCX-10383第5番、教会ソナタ 他NYCX-10404第6番&第8番 他NYCX-10460第25番&第27番 他NYCX-10475 モーツァルト:ピアノ協奏曲第7番&第10番 他 レヴィン/AAM (日本語解説付) 3,300 ~
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曲目・内容アレクシス・オルリッチ(1955-)1-3.マリンバ協奏曲(2004)[世界初録音]I. Con motoII. LentoIII. Energicoカール・ジェンキンス(1944-)4.ラ・フォリア(2004)ネッド・ローレム(1923-)5-11.マレット協奏曲(2003)[世界初録音]I. A BeginningII. Another MinotaurIII. Back and ForthIV. A Xylo-WaltzV. Let Me InVI. Tag VII. An Endingアーティスト(演奏・出演)エヴリン・グレニー(パーカッション)[メンバー]グロッケンシュピール … 6、10マリンバ … 1-4、7、9ヴィブラフォン … 5、11シロフォン … 8ジャン・トレル指揮香港市室内管弦楽団レコーディング2013年5月29日、6月1日 … 5-112013年5月31日、6月1日 … 1-32013年6月1日 … 4ショー・スタジオ、香港商品番号:8.574218マレット楽器のための協奏曲集オルリッチ、ジェンキンス、ローレム [エヴリン・グレニー(パーカッション)/ジャン・トレル(指揮)/香港市室内管弦楽団] Concertos for Mallet Instruments - ALRICH, A. / JENKINS, K. / ROREM, N. (Glennie, City Chamber Orchestra of Hong Kong, Thorel)CD 発売日:2021年01月15日 NMLアルバム番号:8.574218 NAXOS[8.574...]イギリスのパーカッション奏者エヴリン・グレニー。 12歳でほとんど聴覚を失うというハンディキャップを背負いながら、1989年にグラミー賞を受賞するするなど、世界でも有数のソロ・パーカッショニストとして活躍しています。 このアルバムでは彼女のために作曲された3つの作品が収録されており、体中で音楽を感じるというグレニーの素晴らしさを体感できます。 まず、冒頭のミニマリズムとエスニックの影響を受けているというオルリッチの協奏曲では5オクターブのマリンバを使用、煌めくような技巧が披露されます。 次の「ラ・フォリア」はアディエマスで有名なカール・ジェンキンスの作品。 15世紀に大流行した旋律が変幻自在な変奏を伴いドラマティックに現代に蘇りました。 最後のローレムの「マレット協奏曲」は4種の楽器を縦横無尽に操ることで、多彩かつ洗練された響きを持つ音楽が紡ぎ出されます。 ジャン・トレルが指揮する香港市室内管弦楽団もグレニーの演奏を存分に引き立てています。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)オルリッチジェンキンスローレム マレット楽器のための協奏曲集 1,900 ~
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曲目・内容1-3.ヴァイオリン協奏曲(1940/1959)第1楽章:Allegro - Maestoso第2楽章:Largo - Cantabile第3楽章:Allegro - Vigoroso - Poco presto4-8.グラン・デュオ(1988)第1楽章:前奏曲第2楽章:暴走第3楽章:ロンド(アナベルとエイプリル)第4楽章:エア第5楽章:ポルカ9.2つの音楽(1941) - ジョン・ケージとともにアーティスト(演奏・出演)ティム・フェイン(ヴァイオリン)・・・1-3.4-8マイケル・ボリスキン(ピアノ)・・・4-8ポストクラシカル・アンサンブル・・・1-3.9アンヘル・ジル=オルドネス指揮・・・1-3.9レコーディング2016年3月13日Omega Studios, Rockville, Maryland, USA・・・1-3.92016年4月19日L.Brown Recording, New York City・・・4-8その他の仕様などTotal Playing Time: 61'46"商品番号:8.559825ハリソン(1917-2003):ヴァイオリン協奏曲グラン・デュオ2つの音楽(ジョン・ケージとともに) [フェイン/ボリスキン/ポストクラシカル・アンサンブル/ヒル=オルドニェス] HARRISON, L.: Violin Concerto / Grand Duo / Double Music (Fain, Boriskin, PostClassical Ensemble, Gil-Ordóñez)CD 発売日:2017年04月21日 NMLアルバム番号:8.559825 NAXOS[8.559...]アメリカの現代音楽作曲家ルー・ハリソンは、世界中の民族音楽を収集し、そのエッセンスを自作に反映させるという独自の技法で数多くの作品を書きました。 ガムランや世界中の打楽器に魅せられ、その上で西洋音楽における「十二音」とは違う「音律」を普及させるために様々な活動を行ったことで知られます。 1940年に着想された「ヴァイオリン協奏曲」は、華やかな独奏ヴァイオリンと、ガムランを含むパーカッション群が競い合う作品。 ハリソンが求めた音が余すところなく具現化された、興味深い響きを聴くことができます。 ピアノとヴァイオリンのための「グラン・デュオ」にも、ピアノに「ガムランの響き」を思わせる特殊奏法が要求されています。 第3楽章の「アナベルとエイプリル」は彼の友人であるデニス・ラッセル・デイヴィスの2人の娘の名前で、もともと第5楽章のポルカが創作の始まりです。 「2つの音楽」は、ハリソンとジョン・ケージが共同制作していた頃の作品。 最終的には“方向性の違い”で決裂してしまった2人ですが、この作品には確実に友情が存在しています。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ケージハリソン ルー・ハリソン:ヴァイオリン協奏曲/グラン・デュオ 他 1,900 ~
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曲目・内容1-4.交響曲 第3番 ニ短調 「おおらかな交響曲」 Op.27 I. Allegro espansivoII. Andante pastoraleIII. Allegretto un pocoIV. Finale: Allegro5-8.交響曲 第2番 ロ短調 「四気質」 Op.16 I. Allegro collericoII. Allegro comodo e flemmaticoIII. Andante malincolicoIV. Allegro sanguineoアーティスト(演奏・出演)ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団アラン・ギルバート指揮商品番号:6.220623ニールセン(1865-1931):交響曲 & 協奏曲全集 第1集 [ニューヨーク・フィル/ギルバート] NIELSEN, C.: Symphonies Nos. 2, "The 4 Temperaments" and 3, "Sinfonia espansiva" (New York Philharmonic, Gilbert)CD ■交響曲/管弦楽曲発売日:2012年10月24日 NMLアルバム番号:6.220623 DACAPO2009/2010年のシーズンからニューヨーク・フィルハーモニックの音楽監督に就任した指揮者アラン・ギルバート。 すでにマーラーなどの名演で注目を浴びている彼による新しいプロジェクトは、2015年に生誕150年を迎えるデンマークの不屈の作曲家ニールセン(1865-1931)の交響曲&協奏曲全集です。 ニューヨーク・フィルにおいては、1960年代にバーンスタインが一部の曲を演奏したこともあり、とても親和性の高い作曲家です。 アラン・ギルバートのタクトを得て、極めて燃焼度の高い、ユニークな交響曲全集が期待できるでしょう。 第1弾は第2番と第3番のカップリング。 SACDの高音質でお届けいたします。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ニールセン カール・ニールセン:交響曲&協奏曲全集第1集 1,988 ~
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曲目・内容1-3.フルート協奏曲 第16番 ハ長調 I. AllegroII. AdagioIII. Rondo4-6.フルート協奏曲 第22番 ト長調 I. AllegroII. AdagioIII. Rondeau: Allegretto7-9.フルート協奏曲 第17番 ニ長調 I. AllegroII. Romanza: Poco adagioIII. Rondo: Allegretto全て世界初録音…カデンツァはブルーノ・マイアーによるアーティスト(演奏・出演)ブルーノ・マイアー(フルート)プラハ室内管弦楽団レコーディング2011年10月5日…1-3、2012年10月6-7日…4-9プラハ ドモヴィナ・スタジオ商品番号:8.57304ホフマイスター(1754-1812):フルート協奏曲集 第2集 [B. マイアー/プラハ室内管] HOFFMEISTER, F.A.: Flute Concertos, Vol. 2 - Nos. 16, 17 and 22 (B. Meier, Prague Chamber Orchestra)CD ■協奏曲発売日:2013年11月20日 NMLアルバム番号:8.573040 NAXOS[8.573...]第1集(8.572738)で、その作品の持つパワーに圧倒された聴き手多数。 古典派の知られざる作曲家ホフマイスター(1754-1812)のフルート協奏曲の第2集です。 1754年にローテンブルク・アム・ネッカーで生まれたホフマイスターは、まずウィーンで法律を勉強しますが、音楽への道を志し独学で音楽を学び、1778年にはハンガリー、セーチェニの宮廷楽長に就任。 3年間を凄します。 やがて音楽出版社を設立、数々の困難に立ち向かいながら、モーツァルトやベートーヴェンの作品を出版。 平行して1798年からはかねての希望通り、音楽家としても活動を再開。 フルーティストのフランツ・トゥルナーとコンサート・ツアーに出かけるなど活発な活動を繰り広げたのです。 彼の作品自体はほとんど知られることがありませんでしたが、このNAXOS盤では、フルーティストのマイアー自身がカデンツァを含む新しい版を作成し、この魅力的な作品群の普及に努めています。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ホフマイスター ホフマイスター:フルート協奏曲集 第2集 1,900 ~
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曲目・内容1-7.二重協奏曲「Dialogue 対話」 - ヴァイオリン、チェロとオーケストラのための(2012-2016)IntroductionEpisode IEpisode IIEpisode IIIEpisode IVCadenzaCoda8-10.クラリネット協奏曲(2013-2014)VaultingBalancingCoursing11.Sunburst(2015)世界初録音アーティスト(演奏・出演)ウォルフガンク・デヴィッド(ヴァイオリン) … 1-7ティモシー・ジル(チェロ) … 1-7マイケル・ノースワージィ(クラリネット) … 8-10エマニュエル・シフェール指揮ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団レコーディング2017年1月16-日UK ロンドン、キャドガン・ホール商品番号:8.559835ゴンパー(1954-):二重協奏曲「Dialogue 対話」クラリネット協奏曲/Sunburst [ウォルフガンク・デヴィッド(ヴァイオリン)-7ティモシー・ジル(チェロ)-7マイケル・ノースワージィ(クラリネット)-10エマニュエル・シフェール(指揮)/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団] GOMPPER, David: Double Concerto, "Dialogue" / Clarinet Concerto / Sunburst (W. David, T. Gill, Norsworthy, Royal Philharmonic, Siffert)CD 発売日:2019年01月25日 NMLアルバム番号:8.559835 NAXOS[8.559...]アメリカの作曲家デイヴィッド・ゴンパーの作品集。 彼はロンドンで学び、ミシガン大学で博士号を授与され、2002年から2003年にはロシアで後進を育成しながら活発な演奏活動を行いました。 ロシア時代の経験を生かした作品は世界中で評価され、現在ではアメリカ音楽界の重鎮となっています。 このアルバムには、チェロとヴァイオリンの対話で構成された「二重協奏曲」、クラリネットの静謐な音を取り巻く楽器の音色が面白い「クラリネット協奏曲」、爆発的な光と色彩を楽器の音色で表現した「サンバースト」の3曲が収録されており、そのどれもがゴンパー独自の「時間、空間と音のテクスチャーが交錯する」というストーリーに沿った、最近の彼が関心を抱いているという協奏曲形式の作品です。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ゴンパー ゴンパー:協奏曲集 1,900 ~
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曲目・内容1.交響的序曲 第1番 Op.8(1946)2.交響的序曲 第2番「リスボン」 Op.11(1947)3.Viver ou Morrer - 生きるか死ぬか Op.19(1952) - 前奏曲4.牧歌(1955)5.ロマンス(1955)6.交響的前奏曲(1955)7.インテルメッツォ(1956)8-10.ピアノ協奏曲 Op.52(1973)第1楽章:Allegro vivace第2楽章:Largo第3楽章:Allegro moderato世界初録音アーティスト(演奏・出演)ゴラン・フィリペツ(ピアノ) … 8-10アルヴァロ・カッスート指揮ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団レコーディング2017年9月12-13日UK リヴァプール、フライアリー商品番号:8.573903ブラガ・サントス(1924-1988):交響的序曲ピアノ協奏曲 他 [ゴラン・フィリペツ(ピアノ)/アルヴァロ・カッスート(指揮)/ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団] BRAGA SANTOS, J.: Piano Concerto / Symphonic Overtures Nos. 1 and 2 (Filipec, Royal Liverpool Philharmonic, Cassuto)CD 発売日:2018年09月28日 NMLアルバム番号:8.573903 NAXOS[8.573...]ポルトガルの作曲家ブラガ・サントスの作品集。 フレイタス・ブランコの弟子である彼は、ポルトガルの民族舞曲を取り入れた色彩豊かな作品を残しました。 6曲の交響曲が良く知られていますが、他にもオーケストラ作品や室内楽作品など多くの作品を書いており、その全容は未だ知られていません。 このアルバムに収録された交響的序曲やピアノ協奏曲など、全てが世界初録音。 彼の最初のオーケストラ作品である交響的序曲に始まり、1946年から1973年までの作曲年を追いながら、様々な作品を楽しめるアルバムとなっています。 最初の3つの作品とピアノ協奏曲は大規模な編成で書かれていますが、残りの4作品は全て小編成、もしくは管楽器主体の編成で書かれており、どれもがポルトガル民謡をベースにしています。 ピアノ協奏曲で独奏を務めるのは、リスト作品でおなじみのゴラン・フィリペツ。 鍵盤上を自在に駆け巡る指が見えるような技巧的な作品を難なく弾いています。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ブラガ・サントス ブラガ・サントス:交響的序曲/ピアノ協奏曲 他 1,900 ~
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曲目・内容1.2.クラリネット協奏曲 イ長調(セレナード MH68から)I. AndanteII. Allegro spirituoso3-5.ホルン協奏曲 ニ長調(セレナード MH134から)I. LarghettoII. Allegro non troppoIII. Menuett6.7.トロンボーン協奏曲(セレナード MH68から)I. AndantinoII. Menuet and Trio8-10.フルート協奏曲 ニ長調(MH105)II. AndanteI. Allegro moderatoIII. Allegro assai11.12.トランペット協奏曲 ニ長調(セレナード MH104から)I. AdagioII. Allegroアーティスト(演奏・出演)リンデ・ブリュマイル=ルッツ(フルート)エルンスト・シュレーダー(クラリネット)ヨハネス・ヒンターホルツァー(ホルン)フランツ・ランドリンガー(トランペット)ノルベルト・ザルベンモーザー(トロンボーン)ザルツブルガー・ホフムジークヴォルフガンク・ブルンナー指揮商品番号:777781ミヒャエル・ハイドン(1737-1806):管楽のための協奏曲全集 第1集 [ザルツブルク・ホーフムジーク/ブルンナー] HAYDN, M.: Wind Concertos (Complete), Vol. 1 (Salzburger Hofmusik, W. Brunner)CD ■交響曲/管弦楽曲 ■協奏曲発売日:2014年01月22日 NMLアルバム番号:777781-2 CPOヨーゼフ・ハイドンの5歳年下の弟であるミヒャエル・ハイドン(1737-1806)の作品集です。 ザルツブルクの大司教の宮廷楽団の楽長を務め、また聖三位一体教会や大聖堂のオルガニストを務めるなど、素晴らしい功績を残したにも拘わらず、偉大な兄の影に隠れてしまい忘れられてしまった残念な人でもあります。 典型的な古典派の作曲家であり、またモーツァルト父子と親しい間柄でもあったミヒャエルの作品は、確かに兄のような精緻さや、モーツァルトのような天才的な閃きには乏しいものの、至るところに喜びが横溢する集中力に持ちた素晴らしいものなのです。 最近になっていくつかの作品は復興を遂げていますが、このcpoのシリーズはまた違ったM.ハイドンの魅了を開発するもの。 古典派の解釈にかけては一流であるブルンナーの確固たる演奏は、忘れられた作曲家の魂を現世に呼び戻してくれそうです。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)M.ハイドン ヨハン・ミヒャエル・ハイドン:管楽のための協奏曲全集 第1集 2,445 ~
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曲目・内容1-3.夏の協奏曲(1928)第1楽章-朝の祈り第2楽章-夜想曲第3楽章-ガリアルドと終曲4-6.ソフォクレスの「オイディプス王」への3つの交響的前奏曲(1904)7.悲劇「クリテムネストラ」の2つの前奏曲より(1962-64)[世界初録音]8-10.管弦楽のための三部作「パンアテネの祭り」(1936)[世界初録音]前奏曲パラスアテナの人々がダンスを踊る行列の行進曲アーティスト(演奏・出演)テッサローニキ州立交響楽団マイロン・ミカイリディス指揮商品番号:8.572013ピッツェッティ(1880-1968):夏の協奏曲 他 [テッサローニキ州立響/ミカイリディス] PIZZETTI, I.: Concerto dell'estate / La festa delle Panatenee (Thessaloniki State Symphony, Michailidis)CD ■協奏曲発売日:2009年06月24日 NMLアルバム番号:8.572013 NAXOS[8.572...]ロマン派の香りが漂う名作が多数あるのにまだまだ聴かれることが少ないピッツェッティの作品集1968年4月(ピッツェッティの死から2か月後)、音楽学者ウォーターハウスは「カセッラおよびマリピエーロと並ぶイタリア現代作曲家であるピッツェッティ」に対する讃美の文章を発表しました。 彼は1940年代にはファシズム政権と親しかったり、「皇紀2600年奉祝曲」(交響曲イ調)を作曲したりとユニークな経歴の持ち主でもあります。 このアルバムには、彼の40年に及ぶ創作活動から生まれた珠玉の作品の中から世界初録音を含む4曲を収録しています。 バロックの形式を踏襲した「夏の協奏曲」、初期の作品の中でもきわめて独創的な「交響的前奏曲」、他晩年の作品まで、現在決して人気が高いとは言えないピッツェッティの作品の偉大なる片鱗が明らかになることでしょう。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ピッツェッティ ピッツェッティ:夏の協奏曲 他 1,900 ~
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曲目・内容ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)1-3.ピアノ協奏曲 第15番 変ロ長調 K.450I. AllegroII. AndanteIII. Allegro4-6.ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466I. AllegroII. RomanzaIII. Rondo. Allegro assaiカデンツァ … ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンアーティスト(演奏・出演)アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)シュトゥットガルト放送交響楽団アントワーヌ・ド・バヴィエ指揮レコーディング1956年7月11日[ライヴ、MONO]Ludwigsburg Festival(ドイツ)その他の仕様など総収録時間: 53分商品番号:SWR19129CDミケランジェリ(ピアノ)モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲 第15番/第20番 [アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)/アントワーヌ・ド・バヴィエ(指揮)/シュトゥットガルト放送交響楽団] MOZART, W.A.: Piano Concertos Nos. 15 and 20 (Michelangeli, South German Radio Symphony, Bavier)CD 発売日:2023年08月11日 NMLアルバム番号:SWR19129CD SWR music / SWR Classic20世紀を代表するピアニストの一人、アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(1920-1995)、36歳のライヴがリマスターされて登場。 完璧主義者のミケランジェリは、共演者やレパートリーを厳選し、録音には滅多にOKを出しませんでしたが、放送には同意していたため、Pianist Discography.comによれば、モーツァルトの第15番には7種、第20番には9種もの録音が存在します。 モーツァルト生誕200年にあたる1956年7月11日、ルートヴィヒスブルク音楽祭でライヴ録音されたこの演奏は、壮年期のミケランジェリらしく理知的で力強く、推進力漲る演奏。 2013年にSWR(南西ドイツ放送)からライセンスされたマスターを使ってICA CLASSICSからリリースされたのと同一音源ですが、今回は本家SWRで新たにマスタリングしたとのことです。 指揮者のアントワーヌ・ド・バヴィエ(アントン・フォン・バヴィエルとも)はスイス出身のクラリネット奏者。 フルトヴェングラーの勧めで指揮をはじめ、ビルバオ交響楽団を指揮した後、ザルツブルク・モーツァルテウムで室内楽を教え、1990年代にはプラハのスーク室内管弦楽団の指揮者を務めました。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)モーツァルト モーツァルト:ピアノ協奏曲第15番、第20番/アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ) 2,100 ~
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曲目・内容1-3.ヴァイオリンとピアノのための協奏曲 第3番 Op.102(1939-1940)第1楽章:Drammatico第2楽章:Lento - grave e triste第3楽章:Molto moderato (quasi un’Introduzione)4-6.ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための弦楽三重奏曲 Op.147(1950)第1楽章:Allegretto grazioso第2楽章:Nenia:Molto moderato第3楽章:Vivace (Ritmico e balzante)7-10.ヴァイオリンとピアノのためのソナタ Op.148(1950)第1楽章:Lento misterioso第2楽章:Cavatina: Andante第3楽章:Scherzo:Mosso, con spirito - alla Serenata(in 1)第4楽章:Rhapsody:Introduzione (Liberamente - quasi improvvisando)世界初録音アーティスト(演奏・出演)ダヴィデ・アローニャ(ヴァイオリン) … 1-10フィオレンツォ・パスカルッチ(ピアノ) … 1-3ロベルト・トライニーニ(チェロ) … 4-10フェデリコ・スタッシ(ヴィオラ) … 4-6レコーディング2018年4月19日Galleria Alberoni, Piacenza, Italy … 1-32018年6月6日Basilica S. Vincenzo, Cantù (Como), Italy … 4-62018年6月7-9日Basilica S. Vincenzo, Cantù (Como), Italy … 7-10商品番号:8.574003カステルヌォーヴォ=テデスコ(1895-1968):ヴァイオリン協奏曲 第3番弦楽三重奏曲 他 [ダヴィデ・アローニャ/フィオレンツォ・パスカルッチ/ロベルト・トライニーニ/フェデリコ・スタッシ] CASTELNUOVO-TEDESCO, M.: Violin Concerto No. 3 / String Trio / Sonata for Violin and Cello (Alogna, Pascalucci, Trainini, Stassi)CD 発売日:2018年12月07日 NMLアルバム番号:8.574003 NAXOS[8.574...]イタリア系ユダヤ人作曲家カステルヌオーヴォ=テデスコ。 一頃までの日本では「ギター作曲家」として認知されていましたが、近年はピアノ曲やオーケストラ曲などの作品が注目され始め、色彩豊かな曲を耳にする機会が多くなってきました。 とはいえ、このアルバムに収録された3つの曲はどれも世界初録音。 まだまだ知られざる作品が数多く眠っているようです。 この3曲は彼がイタリアを離れ、アメリカに渡ってから書かれたもの。 「ヴァイオリン協奏曲 第3番」は友人ハイフェッツに依頼された作品であり、オーケストラではなくピアノ伴奏を伴う珍しい編成です。 しかし、ハイフェッツは第3楽章に満足しなかったといい、作曲家も何度かの改訂を試みましたが、結局は未発表に終わってしまいました。 彼の人気を高めた映画音楽にも通じる甘いメロディと、爆発的なエネルギーが特徴です。 その後に書かれた三重奏曲とソナタは親密な雰囲気と成熟した作風を持ち、演奏には高い技巧が要求される魅力的な作品です。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)カステルヌオーヴォ=テデスコ カステルヌォーヴォ=テデスコ:ヴァイオリン協奏曲 第3番 他 1,900 ~
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曲目・内容フェルディナント・リース(1784-1838)Disc 11-3.ピアノ協奏曲 第8番 変イ長調 「ラインへの挨拶」Op.151I. Allegro con motoII. Larghetto con motoIII. Rondo: Allegro molto4-6.ピアノ協奏曲 第6番 ハ長調 Op.123I. Allegro con spiritoII. Larghetto quasi andanteIII. Rondo: Allegro vivaceDisc 21.スウェーデン国民歌による変奏曲 Op.522.序奏とポロネーズ Op.1743-5.ピアノ協奏曲 第3番 嬰ハ短調 Op.55I. Allegro maestosoII. LarghettoIII. Rondo: AllegrettoDisc 31-3.ピアノ協奏曲 第7番 イ長調 「イングランドでのお別れコンサート」 Op.132I. Grave - Allegro con motoII. LarghettoIII. Allegro4.「ルール・ブリタニア」による大変奏曲 Op.1165.序奏と華麗なる変奏曲 Op.170Disc 41-3.ピアノ協奏曲 第5番 ニ長調 「田園風」 Op.120I. AllegroII. AndantinoIII. Allegro4-6.ピアノ協奏曲 第4番 ハ短調 Op.115I. AllegroII. Molto adagioIII. Allegretto7.序奏と華麗なロンド WoO 54Disc 51-3.ピアノ協奏曲 第2番 変ホ長調 Op.42I. Allegro con brioII. LarghettoIII. Rondo: Allegro non troppo4.序奏と華麗なロンド Op.1445-7.ピアノ協奏曲 第9番 ト短調 Op.177I. Allegro con brioII. Larghetto con motoIII. Rondo: Allegrettoアーティスト(演奏・出演)クリストファー・ヒンターフーバー(ピアノ)ウーヴェ・グロット指揮ニュージーランド交響楽団 … CD1、CD5イェブレ交響楽団 … CD2ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団 … CD3ボーンマス交響楽団 … CD4【クリストファー・ヒンターフーバー】1973年オーストリア生まれ。 ウィーン国立音楽演劇大学にてアレックス・パペンベルグ、ルドルフ・ケーラー、ラザール・ベルマン、アヴォ・クユムジャン、ハインツ・メジモレックらに学び、その後イモラ国際ピアノ・アカデミーにて、オレグ・マイセンベルグとウラディーミル・アシュケナージの指導を受け、さらなる研鑽を積みました。 ライプツィヒで開催されたバッハ国際コンクール、ザールブリュッケン国際バッハ・ピアノ・コンクール、プレトリア国際コンクール、チューリッヒのゲザ・アンダ国際コンクール、ウィーンの国際ベートーヴェン・コンクールなどに入賞、2002/03年のシーズンにはパトリツィア・コパチンスカヤと共演し世界的名声を得たほか、数多くの指揮者、オーケストラと共演し高い評価を受けています。 2010年からはウィーン国立音楽演劇大学にて教授として後進を指導、また室内楽の演奏にも積極的です。 【ウーヴェ・グロット】1958年生まれのニュージーランドを拠点とするフルーティスト・指揮者。 ヨハン・バプティスト・ヴァンハルの交響曲のCDがカンヌ・クラシックアワード2000の「ベスト18世紀オーケストラ録音」で最優秀賞を受賞するなど古典派作品の演奏に定評があります。 レコーディング2005年2月1-3日マイケル・ファウラー・センター、ウェリントン(ニュージーランド) … CD12006年1月10-13日イェブレ・コンサート・ホール(スウェーデン) … CD22007年1月9-10日フィルハーモニック・ホール、リヴァプール(UK) … CD32008年6月2-3日ライトハウス、プールズ・センター・フォー・ジ・アート、プール(UK)2011年9月12-14日マイケル・ファウラー・センター、ウェリントン(ニュージーランド) … CD5-★『レコード芸術』特選盤(2022年4月号)★-商品番号:NYCX-10266リース(1784-1838):ピアノ協奏曲全集[5枚組 BOX] [クリストファー・ヒンターフーバー(ピアノ)/ウーヴェ・グロット(指揮)/ニュージーランド交響楽団/イェブレ交響楽団/ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団/ボーンマス交響楽団]CD 5枚組国内仕様 日本語解説付き 発売日:2022年01月14日 NAXOS[ボックスセット]近年注目が高まるフェルディナント・リースのピアノ協奏曲全集フェルディナント・リースは、1784年にドイツ・ボンで生まれ、作曲家のみならずピアニスト、指揮者としても幅広く活躍した人物です。 ベートーヴェンにピアノを師事し、晩年には師に関するエピソードを綴った「覚書」を執筆するなど、ベートーヴェンの伝記の中にはよく登場しますが、彼自身の作品については長らく忘れられていました。 しかし存命時には「作曲家&ピアニスト」として驚くほどの人気を獲得、その生涯の終り近くまでヨーロッパ全土で名手としての知名度を欲しいままにしていたリースのこと、その作品も見事なものばかり。 フンメルやモシェレスを思わせるヴィルトゥオーゾ風パッセージが盛り込まれた美しい旋律、ベートーヴェン風の力強さを持つオーケストラ・パート、ショパンを予見させるようなロマンティックな味わいを持つ緩徐楽章などどれも創意工夫に溢れています。 クリストファー・ヒンターフーバーとウーヴェ・グロットによって足掛け6年を掛けて完成されたこの協奏曲全集には、ピアノ協奏曲全8曲をはじめ、リース自身のテクニックを誇示するために作曲されたであろう「ロンド」や「変奏曲」などの演奏会用の曲など、リースがピアノとオーケストラのために書いた全ての作品を収録!(リースの協奏曲は、ヴァイオリンとピアノを合わせて附番されているため、第1番はヴァイオリン協奏曲となりこのBOXには収録されておりません) ご存知だろうか? ベートーヴェンの『ピアノ協奏曲第5番「皇帝」』と、ショパンの『ピアノ 協奏曲第2番』『第1番』との間に約20年の空白があることを。 その狭間の時代を生き、全8作のピアノ協奏曲を世に送りだした音楽家──彼の名はフェルディナント・リース(1784- 1838)。 ベートーヴェンから薫陶を受けた弟子である彼が目指したのは、「芸術性と名人芸」 を融合したハイブリッド型協奏曲だった! ナポレオン戦争下の危険な演奏旅行、大都会ロン ドンでの奮闘と挫折、故郷ラインラントへの愛。 波乱万丈の音楽人生を彩る8つの綺羅星を、 ロスト・ジェネレーションの遺物として捨て置くのはあまりにもったいない。 リースを自身の 「ソウルメイト」と語るピアニスト、クリストファー・ヒンターフーバーが愛情をこめて奏でる、世界初にして唯一のピアノ協奏曲全集。 (ライター/かげはら史帆)※国内仕様盤には、リースに関する著作があるかげはら史帆氏による日本語解説が付属します。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)リース関連商品リンク輸入盤8.505257 リース: ピアノ協奏曲全集 [5CD] 5,500 ~
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曲目・内容1-3.ピアノ協奏曲 変ホ長調 I. In tempo moderatoII. Lento espressivoIII. Allegretto giocoso4.伝説5.第1狂詩曲 嬰ヘ短調6.牧歌 [世界初録音]7.小春日和 [世界初録音]8-10.海の牧歌 I. Poco andanteII. Allegro appassionatoIII. Mesto11-13.3つの踊り ジプシーの踊り田舎の踊り刈り取りの踊りアーティスト(演奏・出演)ジョン・レナハン(ピアノ)ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団…1-4ジョン・ウィルソン指揮…1-4レコーディング2007年3月3日…8-102011年3月12日…5-7,11-13イギリス 西サセックス、ミュージック・アット・ルーム・チャンプス・ヒル2011年2月18-19日リヴァプール・フィルハーモニック・ホール商品番号:8.572598アイアランド(1879-1962):ピアノ協奏曲 他 [レナハン/ロイヤル・リヴァプール・フィル/ウィルソン] IRELAND, J.: Piano Concerto / Legend / Rhapsody / A Sea Idyll (Lenehan, Royal Liverpool Philharmonic, Wilson)CD ■協奏曲発売日:2011年12月14日 NMLアルバム番号:8.572598 NAXOS[8.572...]使い古された形容詞かもしれないけれど確かに英国の田園風景が見えてくる作品ですアイアランドの唯一のピアノ協奏曲は、彼の有力な後援者であったヘレン・パーキンのための書かれたものです。 1930年に作曲されその年の10月2日にヘレンの手によって初演されています。 その演奏会が大変成功を収めたため、以降多くのピアニストたち(クリフォード・カーゾン、モーラ・リンパニー、アイリーン・ジョイス、ジーナ・バッカウアー、そしてアルトゥール・ルービンシュタンら錚々たる顔ぶれ)がこの曲を演奏し、「イギリス人による最高のピアノ協奏曲」とまで呼ばれました。 その後、アイアランドは第2番の協奏曲の作曲を計画し、それは「伝説」と言う名前を付けられた単一楽章の作品として成就しました。 こちらも同じくパーキンに捧げられ、彼女は1934年にBBC交響楽団、エイドリアン・ボールト指揮でこの曲を初演しました。 現在はすっかり忘れられてしまった作品ですが、この機会に再評価されるのではないでしょうか。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)アイアランド アイアランド:ピアノ協奏曲 他 1,900 ~
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曲目・内容エリザベス・マコンキー(1907-1994)1-4.ダイアローグ(1941)- ピアノとオーケストラのためにLento moderatoAllegro moderatoSostenutoPrestoエリザベス・ラッチェンス(1906-1983)5.Eos Op.101 - 小オーケストラのために(1975)6.Music Op.59 - ピアノとオーケストラのために(1964)エロリン・ウォーレン(1958-)7-10.ピアノ協奏曲(2022)PrestoLanguid bluesTenderJoyful全て世界初録音アーティスト(演奏・出演)マーティン・ジョーンズ(ピアノ) … 1-6レベッカ・オモーディア(ピアノ) … 7-10BBCコンサート・オーケストラジョン・アンドリュース指揮レコーディング2022年10月4-6日Alexandra Palace Theatre, London(UK)その他の仕様など総収録時間: 59分商品番号:RES10315マコンキー、ラッチェンス、ウォーレン:ピアノとオーケストラのための作品集 [マーティン・ジョーンズ(ピアノ)/レベッカ・オモーディア(ピアノ)/ジョン・アンドリュース(指揮)/BBCコンサート・オーケストラ]CD 発売日:2023年04月28日 Resonus Classics英国近現代の3人の作曲家によるピアノとオーケストラのための作品集。 全て世界初録音です。 エリザベス・マコンキーはアイルランド系イギリス人の作曲家。 ロンドン王立音楽大学でピアノをアーサー・アレクサンダーに、作曲をチャールズ・ウッドとレイフ・ヴォーン・ウィリアムズに就いて学び、10曲を超える弦楽四重奏曲を遺しています。 このピアノ協奏曲「ダイアローグ」は1941年の作品。 翌年にロンドンのロイヤル・アルバートホールでクリフォード・カーゾンの独奏で初演されました。 4楽章からなる古典的な形式を持つ作品です。 エリザベス・ラッチェンスは幼い頃から作曲家を目指し、パリのエコール・ノルマル音楽院に留学、帰国後もロンドン王立音楽大学で作曲を学びました。 アルバムには「Eos」と「Music」の2作品を収録。 どちらも簡潔な書法で書かれています。 エロリン・ウォーレンは英国を中心に人気を博す作曲家。 15作の管弦楽作品に加え数多くの室内楽曲があり、その作品はロンドン・パラリンピックの開会式で演奏されています。 アルバムには2022年のロックダウン中に書かれたピアノ協奏曲を収録。 “Joyful”と題された終楽章では、さまざまなダンスの要素が生かされており、初演者オモーディアの技巧が存分に披露される曲として書かれています。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)マコンキーラッチェンスウォーレン マコンキー、ラッチェンス、ウォーレン:ピアノとオーケストラのための作品集 2,100 ~
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曲目・内容1-3.ヴィヴァルディ(1678-1741):フルート協奏曲 ニ短調「ムガール大帝」RV431aI. Allegro non moltoII. LarghettoIII. Allegro4-6.ペルゴレージ(1710-1736):協奏曲 ト長調 - フルート、2つのヴァイオリン、通奏低音のためのI. SpiritosoII. AdagioIII. Allegro spiritoso7-9.ルクレール(1697-1764):フルート協奏曲 ハ長調 Op.7-3I. AllegroII. AdagioIII. Allegro assai10-12.ブラヴェ(1700-1768):協奏曲 イ短調 - フルート、2つのヴァイオリン、通奏低音のためのI. AllegroII. Gavotte I-IIIII. Allegro13-16.テレマン(1681-1767):フルート協奏曲 ニ長調 TWV51:D1I. AndanteII. VivaceIII. LargoIV. Allegroアーティスト(演奏・出演)バルトルド・クイケン(バロックフルート)インディアナポリス・バロック管弦楽団レコーディング2013年1月24日 … 7-92014年10月14日 … 10-122018年2月26-27日 … 1-6.13-15Ruth Lilly Performance Hall, Christel DeHaan Fine Arts Center at the University of Indianapolis, USA商品番号:8.573899THE GRAND MOGUL - ムガール大帝バロック期のフルート協奏曲集 [バルトルド・クイケン(バロックフルート)/インディアナポリス・バロック管弦楽団] Flute Concertos - BLAVET, M. / LECLAIR, J.-M. / PERGOLESI, G.B. / TELEMANN, G.P. (The Grand Mogul) (B. Kuijken, Indianapolis Baroque Orchestra)CD 発売日:2019年06月28日 NMLアルバム番号:8.573899 NAXOS[8.573...]バルトルド・クイケンが演奏する「バロック音楽の再発見」のシリーズ。 ここでは5曲の協奏曲を演奏しています。 17世紀の協奏曲といえば、さまざまな楽器がオーケストラと対話する「合奏協奏曲」が主流でしたが、18世紀はじめにイタリアで出現した「独奏楽器のための協奏曲」がまたたくまにヨーロッパ中に普及、以降、この形式が協奏曲の主流を占めることとなりました。 このアルバムに収録された5つの作品は、フルートのための協奏曲が、ドイツ、イタリア、フランスでどのように異なるかを示しています。 ヴィヴァルディの技巧的な作品、優雅で美しいブラヴェの作品、豊富な旋律と豊かなハーモニーを持つテレマンの作品など、どれもがバロックの理念である「まるで歌うように楽器を奏でる」を実証しています。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ヴィヴァルディテレマンブラヴェペルゴレージルクレール ムガール大帝 バロック期のフルート協奏曲集 1,900 ~
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曲目・内容1-3.ヴァイオリン協奏曲 I. Allegro moderatoII. AndanteIII. Molto sostenuto - Allegro quasi presto4-7.ロマンティック交響曲 I. Largo - Allegro moderatoII. AndanteIII. Scherzo: VivaceIV. Finale: Molto sostenuto - Allegro non troppo - Molto sostenutoアーティスト(演奏・出演)セルゲイ・スタドラー(ヴァイオリン)…1-3新モスクワ交響楽団 ジョエル・スピーゲルマン指揮商品番号:8.570877ガローファロ(1886-1962):ヴァイオリン協奏曲/ロマンティック交響曲 [スタドラー/新モスクワ響/スピーゲルマン] GAROFALO, C.G.: Violin Concerto / Romantic Symphony (S. Stadler, New Moscow Symphony, Spiegelman)CD ■交響曲/管弦楽曲 ■協奏曲発売日:2010年10月13日 NMLアルバム番号:8.570877 NAXOS[8.570...]マリピエーロやカセッラ、ピッツェッティと同じ時期に生まれたイタリアの作曲家ガローファロ(1886-1962)の作品です。 若き頃は神童ともてはやされ、多くのオルガン作品や宗教曲を作曲した人ですが、あまり表だった活動をしなかったため、すっかり忘れ去られてしまったという良くあるパターン。 そんな作曲家を忘却の彼方から掬いあげたのがアメリカの作曲家=指揮者、スピーゲルマンだったのです。 彼は1994年のモスクワ公演でこの作曲家の「ロマンティック交響曲」を演奏。 聴衆から大絶賛されたのでした。 ずっとMARCOPOLOレーベルで安定した人気を誇っていた魅力的なアルバムですが、この度NAXOSに再登場。 確かに一度聴いたら忘れられなくなるほどの佳作です。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ガローファロ ガローファロ:ヴァイオリン協奏曲・ロマンティック交響曲 1,900 ~
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曲目・内容●ドメニコ・サッロ(1679-1744):歌劇《シーロのアキッレ》よりシンフォニア●フィリッポ・コッレ(18世紀):ヴァイオリン、弦楽とチェンバロのための協奏曲 ハ長調●フェデリーゴ・フィオリッロ(1755-1823):ヴァイオリンと室内オーケストラのための協奏曲 変ロ長調●ジェンナーロ・マンナ(1715-1779):室内オーケストラのためのシンフォニア 変ホ長調アーティスト(演奏・出演)ファブリツィオ・ファラスカ(ヴァイオリン)ラ・レアル・カペッラ・ディ・ナポリ(古楽器アンサンブル)イヴァノ・カイアッツァ指揮レコーディング2016年9月Teatro San Carlo of Naples(イタリア)その他の仕様など総収録時間: 73分商品番号:555315Marvels of the 18th century in Naplesナポリ18世紀の驚異管弦楽曲と協奏曲集 [ファブリツィオ・ファラスカ(ヴァイオリン)/イヴァノ・カイアッツァ(指揮)/ラ・レアル・カペッラ・ディ・ナポリ] Symphonies / Violin Concertos (Marvels of the 18th Century in Naples) - SARRO, D. / COLLE, F. / FIORILLO, F. / MANNA, G. (La Real Cappella di Napoli)CD 発売日:2023年04月28日 NMLアルバム番号:555315-2 CPO18世紀のナポリは当時のナポリ王国の首都として、パリ・ロンドンについでヨーロッパで3番目の大都市でした。 2つの歌劇場、フィオレンティーニ歌劇場とサン・バルトロメオ歌劇場が建設され、カストラートを含む歌手たちもナポリで訓練を受けるなど、歌劇の一大中心地となっていました。 1738年のウィーン条約によりブルボン王カルロがナポリを治めることになると、サン・バルトロメオ歌劇場を取り壊し、王好みの豪華なサン・カルロ劇場が建設されます。 サン・カルロ劇場は建物の見事さと高水準の上演によって名所となり、現在でも定期公演が続けられています。 このアルバムには当時活躍していた作曲家たちの優れた管弦楽曲と協奏曲を収録。 サッロの歌劇《シーロのアキッレ》は1737年11月4日のサン・カルロ劇場の杮落としの演目で、この時はサッロ自身が指揮を行い大好評を博したということです。 この録音は、ほかならぬサン・カルロ劇場で行われたもの。 演奏のラ・レアル・カペッラ・ディ・ナポリは、16世紀に設立されペルゴレージやポル ポラ、スカルラッティの作品を演奏した団体にちなんでいます。 2曲のヴァイオリン協奏曲でソロを弾くイタリアのヴァイオリニスト、ファブリツィオ・ファラスカの演奏も聴きものです。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)コッレサッロフィオリッロマンナ ナポリ18世紀の驚異管弦楽曲と協奏曲集 2,475 ~
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曲目・内容1-3.シェイクスピアのチェロ協奏曲 Op.136 (2000年改訂版) I. AllegroII. LentoIII. Vivace4-6.フルートと弦楽のためのコンチェルティーノ Op.19a(D.エリスによるフルート・ソナチネの編曲)I. AllegroII. AndanteIII. Allegretto 7-11.リコーダーと弦楽四重奏のための幻想曲 Op.140 (2001年改定版)I. Andante e mestoII. AllegroIII. Lento e mestoIV. AllegrettoV. Vivace 12-14.サクソフォン協奏曲(D.エリスによるピアノ・ソナタの編曲) I. Allegro ma non troppoII. Andante con motoIII. Alla marcia15-17.弦楽のための交響曲 Op.13 I. Allegro ma non troppoII. Andantino, quasi allegrettoIII. Allegro feroceアーティスト(演奏・出演)ラファエル・ウォルフィッシュ - Raphael Wallfisch (チェロ)ノーザン室内管弦楽団 - Northern Chamber Orchestraニコラス・ウォード - Nicholas Ward (指揮者)エステル・インガム - Esther Ingham (フルート)マンチェスター・シンフォニア - Manchester Sinfoniaリチャード・ハワース - Richard Howarth (指揮者)ジョン・ターナー - John Turner (リコーダー)カール・レーヴェン - Carl Raven (アルト・サクソフォン)商品番号:8.57264アーノルド(1921-2006):チェロ協奏曲弦楽のための交響曲/幻想曲 他 [ウォルフィッシュ/ターナー/ノーザン室内管/マンチェスター・シンフォニア/ウォード/ハワース] ARNOLD, M.: Cello Concerto / Symphony for Strings / Fantasy (Wallfisch, Turner, Northern Chamber Orchestra, Manchester Sinfonia, Ward, Howarth)CD ■交響曲/管弦楽曲 ■協奏曲発売日:2011年11月16日 NMLアルバム番号:8.572640 NAXOS[8.572...]映画音楽でも有名なマルコム・アーノルドは、もともとはトランペット奏者で、名門ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の首席を務めたこともあるほどの腕前でした。 作曲家としても多くの作品を書き、変化に富んだ作風で聴き手を楽しませています。 ここに収録された曲は、彼の活動の初期から後期までの長い時間に渡って書かれたものを選りすぐっており、彼が生涯を通じて、どんな音楽を書きたかったのかが理解できるかと思います。 迫力たっぷりの音に聴き惚れていると、直後に軽くいなされるような、変幻自在の表情が魅力的なアーノルドの作品は、イギリス音楽好きだけでなく、もっと広く愛されるに値する名曲ぞろいです。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)アーノルド アーノルド:チェロ協奏曲/弦楽のための交響曲/幻想曲 1,900 ~
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曲目・内容アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741)1-3.マンドリン協奏曲 ハ長調 RV 425*バルダッサーレ・ガルッピ(1706-1785)4-6.序曲 ト長調 〜歌劇《逆さまの世界、または命令する女性たち》(1750)よりジョヴァンニ・パイジエッロ(1740-1816)7-9.マンドリン協奏曲 変ホ長調(伝パイジエッロ作)**10.序曲 変ロ長調 〜歌劇《奥様女中》(1781)よりフランチェスコ・レッチェ(生歿年不詳、1750-1806に活躍)11-13.マンドリン協奏曲 ト長調**フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809)14.序曲 ニ長調 〜歌劇《漁村の女たち》(1769)より(交響曲 第106番 第1楽章)Hob. I-106ヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1837)15-17.マンドリン協奏曲 ト長調(1799)***アーティスト(演奏・出演)ラファエレ・ラ・ラジョーネ(マンドリン)使用楽器: * ミラノのアントニオ・モンツィーノ1792年製作のロンバルディア型6コース・モデルに基づく再現楽器(ミラノのティツィアーノ・リッツィ2020年製作)** ナポリ派の逸名製作者によるナポリ型4コースのオリジナル楽器、1770年頃製作*** クレモナのカルロ・ベルゴンツィ2世18世紀後半製作のブレシア型4弦(単弦)モデルに基づく再現楽器(ミラノのロレンツォ・リッピ2018年製作)イル・ポモ・ドーロ(古楽器使用) コンサートマスター: ゼフィーラ・ヴァロヴァ(ヴァイオリン)フランチェスコ・コルティ(チェンバロ、指揮)レコーディング2021年2月27日-3月2日ヴィラ・サン・フェルモ、ロニーゴ(イタリア島北部ヴェネト州ヴィチェンツァ県)商品番号:A524MANDOLIN ON STAGE『マンドリン、舞台に上がる』〜ヴィヴァルディ、パイジェッロ、フンメルほか、18世紀のマンドリン協奏曲集 [ラファエレ・ラ・ラジョーネ、フランチェスコ・コルティ、イル・ポモ・ドーロ] Mandolin Recital: La Ragione, Raffaele - VIVALDI, A. / PAISIELLO, G. / LECCE, F. / HUMMEL, J.N. (Mandolin on Stage)CD 発売日:2022年04月08日 NMLアルバム番号:A524 Arcana気鋭のアンサンブルと共に、18世紀の重要楽器マンドリンの真相に迫る俊才の快挙ヴィヴァルディの協奏曲やモーツァルトの《ドン・ジョヴァンニ》、ベートーヴェンやフンメルなど大作曲家たちが作品に取り入れていながら、意外なほど「当時の音」が深く追求されてこなかった楽器、マンドリン。 ギターやハープなどと同じく黄金時代が歴史上何度かあり、特にフランス革命以前にはパリやロンドンなどの大都市を含むヨーロッパ各地で広く人気を誇り、名手たちの活躍も手伝ってアマチュア奏者人口も多かった様子は、当時の銘器や作品が少なからず現存していることからも確認できます。 そうした状況に演奏実践と研究の両面からアプローチを試み、19世紀末以降は南欧民俗楽器としての側面が強調されるあまり見えにくくなっていたマンドリンの歴史的な素顔を解き明かすべく活動を続けるラファエレ・ラ・ラジョーネが、古楽器演奏の最前線をゆく名手が集うイル・ポモ・ドーロと録音した画期的な18世紀作品集。 三つの異なるタイプの古楽器(一つは当時のオリジナル)を用い、バロック後期のヴィヴァルディからロマン派前夜のフンメルまで四つの重要な協奏曲を軸に、18世紀には花形オペラ歌手たちと同じく舞台の主役として脚光を浴びたマンドリンの本来の姿に迫ります。 古典派の時代を経てマンドリンがどのように他の楽器やオーケストラと関わってきたか、ハイドンやガルッピら同時代人たちの序曲を交えた選曲で浮き彫りにする構成も絶妙。 解説執筆も手がけるラ・ラジョーネの他、ゼフィーラ・ヴァロヴァ(ヴァイオリン)やマルチェッロ・ガッティ(トラヴェルソ)、指揮も務めるフランチェスコ・コルティ(チェンバロ)といったソロ奏者も加わる演奏陣は世紀前半の作品では室内楽編成、管楽器も加わる世紀後半の作品では員数を増やした編成で緩急自在の解釈を聴かせます。 特殊楽器としてではなく、古楽器演奏の文脈に連なる存在としてのマンドリンを確かな演奏で多角的に実感できる好リリースです。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ヴィヴァルディガルッピパイジェッロハイドンフンメルレッチェ関連商品リンク国内仕様盤NYCX-10299 18世紀のマンドリン協奏曲集/ラファエレ・ラ・ラジョーネ、イル・ポモ・ドーロ 2,475 ~
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曲目・内容●チェロ協奏曲[世界初録音]●チェロとピアノのための2つの小品愛の歌野性的な踊り●チェロとピアノのためのメヌエット●チェロ・ソナタアーティスト(演奏・出演)ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ)ジョン・ヨーク(ピアノ) … 2エドゥワルド・ラシュトン(ピアノ) … 4ニコラス・ミルトン指揮ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団レコーディング2017年4月6・7日コンチェルトハウス、大ホール、ベルリン … 12018年3月6・7日ニンバス、ワイアストン、エステーテス … 2・3・4商品番号:555189亡命ユダヤ人作曲家たちのチェロ協奏曲集 第3集ヴァイグル(1881-1949):チェロ協奏曲/チェロ・ソナタ 他 [ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ)/ジョン・ヨーク(ピアノ)/エドゥワルド・ラシュトン(ピアノ) ニコラス・ミルトン(指揮)/ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団] WEIGL, K.: Cello Concerto / Cello Sonata (R. Wallfisch, Berlin Konzerthaus Orchestra, J. York, E. Rushton, N. Milton)CD 発売日:2019年04月26日 NMLアルバム番号:555189-2 CPOオーストリア出身のカール・ヴァイグル。 上流階級の出身で、若い頃にはシェーンベルクと親交を育みながらも、自身は決して十二音技法には手を染めず、若いころに影響を受けたマーラーの作風を受け継ぎ生涯ロマン派風の曲調を貫いた作曲家です。 第二次世界大戦まではヨーロッパの楽壇で強い影響力を誇っていましたが、ユダヤ系であったため、他の退廃芸術家たちと同じくナチス政権によって迫害され、作品の演奏を禁じられるとともに、自身はアメリカに亡命し苦難に満ちた晩年を送り、寂しく生涯を閉じました。 作品は長い間封印されていましたが、20世紀の終りに巻き起こった「退廃音楽の復興ブーム」によって彼の曲にも光が当たるようになり、いくつかの作品が演奏、録音されています。 このアルバムに収録された「チェロ協奏曲」は、ブラームスをモデルにしたかのような古典的なフォルムを持つ音楽。 とはいえ、やはり曲調は独自の雰囲気を持っており、印象的な旋律に満たされています。 トスカニーニに捧げられた「2つの小品」では濃厚な「愛の歌」と特殊奏法を用いた「野性的な踊り」と対照的な作品を聴くことができます。 この時代の作品を精力的に演奏するウォルフィッシュの熱演が聴きどころです。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ヴァイグル関連商品リンク第1集555074第2集555109第4集555273第5集555234 カール・ヴァイグル:チェロ協奏曲集 2,475 ~
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曲目・内容カール・シュターミッツ(1745-1801)1-3.協奏交響曲 第9番 ハ長調4-6.協奏交響曲 第12番 変ロ長調7-9.協奏交響曲 ニ長調 Op.2 No.2アーティスト(演奏・出演)ハンス=ペーター・ホフマン(ヴァイオリン) … 1-9ロベルト・コルン(ヴァイオリン) … 1、3クリストフ・エーベルル(チェロ) … 4-9ポール・メイエ(クラリネット) … 2マンハイム・プファルツ選帝侯室内管弦楽団ポール・メイエ指揮レコーディング2021年2月18-20日Epiphaniaskirche, Mannheim, Freudenheim(ドイツ)その他の仕様など総収録時間: 60分商品番号:555467シュターミッツ(1745-1801):協奏交響曲集 [ポール・メイエ(指揮・クラリネット)/ハンス=ペーター・ホフマン(ヴァイオリン)/ロベルト・コルン(ヴァイオリン)/クリストフ・エーベルル(チェロ)/マンハイム・プファルツ選帝侯室内管弦楽団]CD 発売日:2023年10月06日 NMLアルバム番号:555467-2 CPOポール・メイエが指揮するカール・シュターミッツの協奏交響曲集18世紀ドイツ、プファルツ選帝侯カール4世フィリップ・テオドールの宮廷楽団で活躍した作曲家たちによる“マンハイム楽派”。 この中心人物の一人であったカール・シュターミッツ(マンハイム楽派の創始者とされるヨハンの息子)は多数の交響曲や協奏曲を残しましたが、バロックの合奏協奏曲に倣った「協奏交響曲」も40曲近く残しています。 これらは少なくとも2人のソリストがオーケストラと対峙するのが特徴で、トゥッティ(総奏)とソロのセクションが並置されているものの、通常の協奏曲よりはトゥッティの部分が大きな割合を占めています。 カール・シュターミッツの作品はたいてい3楽章で構成されており、ヴァイオリンとチェロが独奏を務めるものが多いのですが、中には7つの楽器をソロとしている曲もあります。 これらのほとんどは1770年代にパリで書かれ、印刷されました。 前2作のクラリネット協奏曲集(555053、555415)に引き続き、ポール・メイエが2019/20シーズンより首席指揮者を務めるマンハイム・プファルツ選帝候室内管弦楽団とともに他の独奏者を交え伸びやかな演奏を聴かせます。 また協奏曲第9番では第2楽章のヴァイオリン・ソロ・パートを代替え可能とされているクラリネットで演奏。 名技を披露しています。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)C.シュターミッツ関連商品リンククラリネット協奏曲集1555053クラリネット協奏曲集2555415 C.シュターミッツ:協奏交響曲集/ポール・メイエ(クラリネット・指揮) 2,475 ~
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曲目・内容1-3.ピアノ協奏曲 ニ短調 BWV1052[録音:1957年4月11.30日 ニューヨーク 30番通り、コロンビア・スタジオ]I. AllegroII. AdagioIII. Allegro4-10.パルティータ 第5番 ト長調 BWV829 I. PreambulumII. AllemandeIII. CorrenteIV. SarabandeV. Tempo di minuettoVI. PassepiedVII. Gigue11-17.パルティータ 第6番 ホ短調 BWV830 I. ToccataII. AllemandeIII. CorrenteIV. AirV. SarabandeVI. Tempo di gavottaVII. Gigue18.平均律クラヴィーア曲集 第2巻より 第14番 フーガ 嬰ヘ短調 BWV88319.平均律クラヴィーア曲集 第2巻より 第9番 フーガ ホ短調 BWV878アーティスト(演奏・出演)グレン・グールド(ピアノ)コロンビア交響楽団レナード・バーンスタイン指揮…1-3レコーディング1957年7月29-31日、8月1日ニューヨーク 30番通り、コロンビア・スタジオ復刻: マーク・オーバート=ソーン商品番号:8.112049グレン・グールドJ.S.バッハ(1685-1750):ピアノ協奏曲 ニ短調 BWV1052 他 [グレン・グールド/バーンスタイン - 録音:1957年] BACH, J.S.: Keyboard Concerto in D minor, BWV 1052 / Clavierubung, Part I - Partitas Nos. 5 and 6 (Gould) (1957)CD ■協奏曲発売日:2010年06月16日 NMLアルバム番号:8.112049 NAXOS[ヒストリカル]究極の対位法の表現、もちろん鼻歌入り。 カナダの名ピアニスト、グレン・グールドのコロンビア録音です。 この1957年録音のバッハの協奏曲集は、その前年の1956年のゴルトベルク変奏曲(この録音はニューヨーク・タイムズの批評家ハロルド・ショーンバーグに大絶賛され、チャートの1位に輝いた)に続くもので、LP時代から名盤とされているものです。 後のブラームスでは相反する芸術性を見せてくれるバーンスタインとグールドですが、ここでのバッハは互いに認め合い、流麗で力強い音楽を聞かせてくれています。 バーンスタインの粘り気たっぷりの個性、その上を行くかのようなグールドの深い思索など興味深い面も。 全体的にゆったり目のテンポも彼ららしい表現です。 独奏曲はグールドの個性炸裂! バッハの音楽の持つ複雑さと面白さを極限まで高めた究極の美演です。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)J.S.バッハ グレン・グールド J.S.バッハ:ピアノ協奏曲 ニ短調 BWV1052他 1,900 ~
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曲目・内容1-3.ヴァイオリン協奏曲(2006) I. II. III.4-9.ジュビリーズ(2000/2002) I. II. III. IV. V. VI.10-12.スーヴェニール(2010) I. II. III.アーティスト(演奏・出演)ペッカ・クーシスト(ヴァイオリン&指揮)…1-3 タピオラ・シンフォニエッタ マグヌス・リンドベルイ指揮…4-12レコーディング2010年5月28-29日…1-32013年2月15-16日…4-12エスポー,タピオラ・ホール商品番号:ODE-1175リンドベルイ(1958-):ヴァイオリン協奏曲ジュビリーズ/スーヴェニール [クーシスト/タピオラ・シンフォニエッタ/リンドベルイ] LINDBERG, M.: Violin Concerto / Jubilees / Souvenir (Kuusisto, Tapiola Sinfonietta, Lindberg)CD ■協奏曲発売日:2013年08月21日 NMLアルバム番号:ODE1175-2 OndineONDINEで精力的にリリースを続けているリンドベルイ(1958-)の作品集、今作はヴァイオリン協奏曲の世界初演時の録音をメインに、他2曲を収録しています。 モーツァルトの生誕250年を祝し、ニューヨークのリンカーン・センターとロンドンのバービカン・センターの委嘱により書かれたヴァイオリン協奏曲は、素材的にはモーツァルトに拠るものはありませんが、編成は小さ目であり、透明感のある響きが紡ぎだされています。 2010年の「スーヴェニール」は彼の師であった作曲家ジェラール・グリゼーとフランコ・ドナトーニへのオマージュです。 「ジュビリーズ」はもともと室内楽作品であったものを管弦楽作品へと移し替えたものです。 ヴァイオリン協奏曲で独奏と指揮を務めるのは名手ペッカ・クーシストです。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)マグヌス・リンドベルイ マグヌス・リンドベルイ:ヴァイオリン協奏曲 他 2,025 ~
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曲目・内容1-3.ヴァイオリン協奏曲(2006) I. II. III.4-9.ジュビリーズ(2000/2002) I. II. III. IV. V. VI.10-12.スーヴェニール(2010) I. II. III.アーティスト(演奏・出演)ペッカ・クーシスト(ヴァイオリン&指揮)…1-3 タピオラ・シンフォニエッタ マグヌス・リンドベルイ指揮…4-12レコーディング2010年5月28-29日…1-32013年2月15-16日…4-12エスポー,タピオラ・ホール商品番号:ODE-1175リンドベルイ(1958-):ヴァイオリン協奏曲ジュビリーズ/スーヴェニール [クーシスト/タピオラ・シンフォニエッタ/リンドベルイ] LINDBERG, M.: Violin Concerto / Jubilees / Souvenir (Kuusisto, Tapiola Sinfonietta, Lindberg)CD ■協奏曲発売日:2013年08月21日 NMLアルバム番号:ODE1175-2 OndineONDINEで精力的にリリースを続けているリンドベルイ(1958-)の作品集、今作はヴァイオリン協奏曲の世界初演時の録音をメインに、他2曲を収録しています。 モーツァルトの生誕250年を祝し、ニューヨークのリンカーン・センターとロンドンのバービカン・センターの委嘱により書かれたヴァイオリン協奏曲は、素材的にはモーツァルトに拠るものはありませんが、編成は小さ目であり、透明感のある響きが紡ぎだされています。 2010年の「スーヴェニール」は彼の師であった作曲家ジェラール・グリゼーとフランコ・ドナトーニへのオマージュです。 「ジュビリーズ」はもともと室内楽作品であったものを管弦楽作品へと移し替えたものです。 ヴァイオリン協奏曲で独奏と指揮を務めるのは名手ペッカ・クーシストです。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)マグヌス・リンドベルイ マグヌス・リンドベルイ:ヴァイオリン協奏曲 他 2,025 ~
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