商品説明名称煎り落花生(Qナッツ) 原材料原産地落花生(千葉県産)栽培方法農薬 :不使用除草剤 :不使用化学肥料:不使用内容量200g/袋 賞味期限製造から6ヶ月(2024年5月) 保存方法高温多湿、直射日光を避けて涼しいところで保存してください。 開封後はなるべく早くお召し上がりください。生産者あんばい農園 梅津裕一 千葉県千葉市緑区 栄養成分表示(可食部100g当たり) エネルギー:588kcalたんぱく質:25.0g脂質 :49.6g炭水化物 :21.3g食塩相当量:0g アレルギー特定原材料落花生 国産 千葉県産 Qナッツ Qなっつ キューナッツ 千葉半立 より甘い新品種 ピーナッツ ピーナツ 殻付き落花生 殻つき落花生 さや入り さや煎り 素煎り 素炒り 煎りたて ロースト 無農薬 農薬不使用 除草剤不使用 無施肥 無化学肥料 無化成肥料 自然栽培 オーガニック 名産品 特産品あとを引く美味しさ!煎った落花生の鼻の奥をくすぐる香ばしい香りとカリッとした歯応えが、自然と手を伸ばしてしまって、まさにやめられない止まらない!?栄養価が高く、薄皮ごと食べることで、ポリフェノール・マグネシウムを手軽に補給できます。一日10個(20粒)程度を目安に食べ続けていただくと、健康に良いそうですよ。2018年にデビューしたばかりの千葉県期待の新品種「Qナッツ」は、煎り落花生用として最適!千葉県産を代表する品種と言えば「千葉半立」が有名ですが、千葉半立と比べてもQナッツの甘みははっきり引き立っています。さらに、甘みを強く感じつつもくどさを感じない後味と、渋皮が薄いので雑味がなくより旨味を感じられるのが特長です。ピー(P)ナッツを超える味として、キュー(Q)ナッツと名付けられました。千葉県で落花生の栽培が始まったのは明治9年と言われています。国内産落花生の生産量の80%を占めていて、また品質の高さでも定評があり、落花生は千葉を代表する特産品のひとつとなっています。ですが現在スーパーなどで買える落花生は、ほとんどが安価な外国産。千葉県内の落花生の作付面積もピーク時の1/10程度と大きく減少しているのが実情です。国内産の煎り落花生はとても貴重なのです。落花生は、地上にある枝に咲いた花の基部から子房柄が伸び出して地中にもぐり、土の中で実が育ちます。花が落ちて豆が誕生することから落花生と呼ばれているのです。千葉県千葉市で落花生の栽培を主に行っているあんばい農園さんでは、農薬や化学肥料はもちろん不使用ですが、堆肥も使っていません。国内産落花生の栽培量の約8割を占める最大の落花生産地である千葉県内においても希少な存在です。『千葉の落花生』という知名度に胡坐をかくのではなく、自然環境とお客様に対して自信をもって販売できる『あんばい農園の落花生』を届けたい、と日々取り組まれています。食べる人には安心・安全を、作り手にも無理のない働き方を、そして環境や生態系に負荷のかからない良いあんばいの循環を作ることが、あんばい農園さんの目標です。農園主の梅津裕一さんが、最も大切にしている事が、自分の責任で土を作っているという『自負』がもてることです。農薬や化学肥料や堆肥など、使わなくてもすむものは使わず、緑肥を自分の畑で育てて、それを細断・すき込み、微生物の営で土中でゆっくり分解させることで良い土を作ります。有機農家の元で農業の基礎をしっかり学んだ後、2019年にあんばい農園を設立した梅津さんは、元は中高一貫校で地学や環境学を教える理科の先生。農業の世界ではまだ新人でも、教員経験を活かしつつ「自然のなかには、教科書にはない学びや気づきがこんなにもある」ということを、楽しく伝えていきたいと「体験学習型農園」という取り組みもされています。良質な煎り落花生を生み出すには、種まきから煎り作業までの約5ヶ月の間に3つの試練があります。あんばい農園さんの落花生は、その試練に勝った、ある意味で奇跡の落花生なのです。落花生栽培の試練、それには全て天候が関係しています。いずれかのタイミングで大雨や台風に遭おうものなら、栽培スケジュールの変更を余儀なくされ、収量・品質にも大きなダメージを受けることになります。落花生の種は水分が多いと腐りやすいため、乾燥した状態の土にまき、発芽させなければなりません。そのため種まき前と後の約1週間は雨に降られないことが求められます。天気を予測し、最良の日を判断することが、落花生栽培の最初で最大の試練です。約4ヶ月の栽培期間中で灌水(水やり)は、よほどの日照りにならない限り1度きり。それは、落花生の実の部分が、カラの中で成長し始めたときです。殻だけ成長して中の身が育たない「ぽん」という状態になってしまわないように、この一度きりの灌水のタイミングを見極めるのが2度目の試練です。収穫した落花生は逆さまにして地面に並べ、太陽と風で自然乾燥させますが、干している最中に雨でずぶぬれになってしまってはこれまでの苦労が水の泡になります。収穫の時期は9月中旬から10月中旬で、つまり台風と秋雨のシーズン真っ只中。ここでも天気を予測して最良の日を判断することが求められます。また乾燥が不十分だと、カビが生えたり腐ってしまうこともあるため、乾燥具合を見極めることも大切です。これが最後の試練です。無農薬落花生の栽培は、除草の成否も大きく影響します。農薬や化学肥料・堆肥を使用しないだけでなく、除草剤も使用しないため、梅雨明けから収穫までの2ヶ月間は雑草との競争で、抜いた雑草が1トン以上になったこともあります。除草を怠ると、落花生が草に負けて、十分な光や養分を得られなくなってしまい、生育や品質に大きく影響してしまいます。人は自然に逆らうことはできません。だから人が自然に寄り添っていかなくてはいけないのですが、農業は人の仕事ですから人の都合があります。自然と人の都合を、良いあんばいにバランスをとっていくが大切です。そのためには「人が自然のことをよく知ろうとすること」だと私は思います。今年の収穫が無事終われるように、もっと自然のことを知り、自然に寄り添える農家になっていきたいと思います。